“春の両国決戦”で豪華5大タイトルマッチ!王者オカダ・カズチカ、『NJC』覇者SANADAを迎え撃つ

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4月8日(土)、『CSテレ朝チャンネル Presents テレビ朝日 新日本プロレス放送50周年記念 SAKURA GENESIS 2023』が両国国技館で開催。

恒例の“春の両国決戦”で、豪華5大タイトルマッチが実現する。

メインイベントでは、IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカが、3度目の防衛戦として『NEW JAPAN CUP(以下、NJC)』覇者のSANADAを迎え撃つ。

この数カ月、スランプに陥っていたSANADAだが、『NJC』1回戦でタイチを下すと、「今日の試合で迷いはなくなった」と吹っ切れた表情を見せ、続く2回戦でKENTAを撃破。

そして準々決勝で内藤哲也との同門対決を制すと、なんとロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン脱退を表明するとともに“Just 5 Guys”への合流を宣言。準決勝ではマーク・デイビスを下して4年ぶりの『NJC』決勝進出を決めた。

対する相手はBULLET CLUBへ電撃加入を果たし、荒々しいファイトで勝ち進んできたデビッド・フィンレー。今回の『NJC』を自身のターニングポイントとした両雄による最終決戦は、一進一退の攻防の末、SANADAが変形DDTで執念の勝利を収めた。

試合後、SANADAは王者オカダを呼び出すと、「オカダ一色だったそのベルト。オレが景色を変えてあげますよ。オカダさん! お疲れさまでした!」と宣戦布告。

すると、オカダは「ライバル、待ってたよ!」と、かつて自身が好敵手と認めた相手の“復活”に喜びを見せた…と思いきや、「遅えんだよ、コノヤロー、アア!? 何が新しい景色見せるだよ? 何が変わったんだよ? 髪の色変えて、チーム変えて、それでオレに勝てるわけねえだろ、コノヤロー!」と怒号を浴びせる。

さらにオカダが「オレがIWGP世界ヘビー級チャンピオンとして、『NEW JAPAN CUP』優勝者とのレベルの違いっていうのを見せてやるよ」とたたみかけると、SANADAは「オカダさん! それはオレが一番わかってますよ。ただ、今日優勝したのはオレなので、呼んどいて申しわけないですけど、帰ってもらっていいですか?」と、“らしさ”を見せつけ、場内を沸かせた。

※2019年5月の試合後

両雄はこれまでシングルで9度対戦し、オカダが8勝1敗と大きく勝ち越している。しかし、2019年5月に行われたIWGPヘビー級王座戦では、勝利したオカダが「アンタ、俺のライバルだよ!」と呼びかけるほど、二人はハイレベルな攻防を繰り広げてきた。

そんなSANADAがオカダから唯一の勝利を収めたのは、その王座戦後、同年の『G1 CLIMAX』公式戦。そして、両者が最後に対戦したのは2021年の『G1 CLIMAX』以来、1年半ぶりの対決となる。

吹っ切れたSANADAが優勝の勢いに乗って、IWGP世界ヘビー初戴冠を成し遂げるのか? それとも最強王者オカダが返り討ちにするのか?

◆“春の両国決戦”はタイトルマッチが目白押し!

このほか、春の両国決戦ではタイトルマッチや豪華な6人タッグマッチも開催。

セミファイナル(第8試合)は、IWGPジュニアヘビー級選手権試合。王者・高橋ヒロムが、ロビー・イーグルスを相手に3度目の防衛戦に臨む。

第7試合はIWGPタッグ選手権試合。昨年の『WORLD TAG LEAGUE』の優勝決定戦で激突した、王者組の後藤洋央紀&YOSHI-HASHIと挑戦者組のマーク・デイビス&カイル・フレッチャーによる因縁の対決が実現する。

第6試合はNJPW WORLD認定TV選手権試合。挑戦者の海野翔太が、ザック・セイバーJr.の牙城に挑む。

第5試合はIWGP女子選手権試合。王者のメルセデス・モネが来日し、スターダムのAZM、葉月を3WAYマッチで迎撃する。

さらに第4試合では、タマ・トンガ&ヒクレオ&マスター・ワトとデビッド・フィンレー&KENTA&エル・ファンタズモが対峙。第3試合では内藤哲也&鷹木信悟&BUSHIが、タイチ&金丸義信&DOUKIと対決する。

第2試合ではジェフ・コブ&アーロン・ヘナーレ&フランシスコ・アキラが、EVIL&高橋裕二郎&SHOと激突。

そして第1試合は「新日ちゃんぴおん。グランプリ獲得記念特別試合」と題して、スペシャル6人タッグマッチを開催。出場メンバーは、当日の入場テーマが鳴った段階で発表となる。

◆対戦カード

・第1試合
新日ちゃんぴおん。グランプリ獲得記念特別試合 6人タッグマッチ(※対戦カードは入場曲での発表)
・第2試合
ジェフ・コブ&アーロン・ヘナーレ&フランシスコ・アキラ vs. “キング・オブ・ダークネス”EVIL&高橋裕二郎&SHO
・第3試合
内藤哲也&鷹木信悟&BUSHI vs. タイチ&金丸義信&DOUKI
・第4試合
タマ・トンガ&ヒクレオ&マスター・ワト vs. デビッド・フィンレー&KENTA&エル・ファンタズモ
・第5試合 IWGP女子選手権試合3WAYマッチ
メルセデス・モネ(王者) vs. AZM(挑戦者) vs. 葉月(挑戦者)
※3選手同時に試合を行い、いずれかの1選手が勝利した時点で決着とする。
・第6試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合
ザック・セイバーJr.(王者) vs. 海野翔太
・第7試合 IWGPタッグ選手権試合
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI(王者) vs. マーク・デイビス&カイル・フレッチャー(挑戦者)
・第8試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合
高橋ヒロム(王者) vs. ロビー・イーグルス(挑戦者)
・第9試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合
オカダ・カズチカ(王者) vs. SANADA(挑戦者)