取水制限が行われている芦田川水系の今後の対策について関係する自治体などが話し合いました。

広島県東部を流れる芦田川水系では、2022年秋ごろから降水量の少ない状況が続き、八田原ダムと三川ダムで合計貯水量が一時1500万トンを下回ったため、工業用水と農業用水で10年ぶりの取水制限が行われています。

22日の会議では、貯水量が最短で来月下旬に1100万tとなる可能性が示され下回った時にはさらなる制限を行うことを決めました。

福山河川国道事務所 柏原良彦副所長

「4月下旬から農業用水の取水量が増えてまいります。できる対応をあらかじめしっかりやっていきたいということころで調整してもらっています。」

今のところ一般家庭に影響はありませんが、福山河川国道事務所は適正な水の利用を呼びかけています。