元神戸のFWボージャンが現役引退へ…かつての同僚ピケ氏が“お漏らし”「木曜日にさよならを言う」

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 ジェラール・ピケ氏が、バルセロナ時代の同僚でもあるFWボージャン・クルキッチの現役引退を漏らしてしまったようだ。20日、スペイン紙『アス』が報じている。

 1990年8月28日生まれのボージャンは現在32歳。ラ・マシア育ちの同選手は2007年に、16歳の若さでトップチーム昇格を果たすと、クラブ史上最年少でラ・リーガ通算100試合出場を成し遂げるなど、バルセロナでの将来を嘱望されていた。しかし、徐々にベンチを温める機会が増加していき、2011年夏にバルセロナを退団。その後は、ローマやミラン、アヤックスなど計7クラブを転々とするキャリアに。2021年夏からはヴィッセル神戸でプレーしたものの、負傷により在籍1年半で明治安田生命J1リーグ19試合の出場にとどまった。

 スペイン人選手としては初の欧州4大リーグ全てで得点を記録したボージャン。2022シーズン終了後にヴィッセル神戸を退団して以降は無所属が続いていたが、現役引退を決断したようだ。『アス』によると、バルセロナ時代の同僚でもあるジェラール・ピケ氏が、『Afters Kings League(ピケ氏が共同で主催する7人制サッカー)』のTwitchライブにて、「ボージャンが引退する。木曜日にカンプノウでさよならを言うんだ」と誤って明らかにしてしまったとのこと。共演者が公表されていない情報であることを伝えたことで、瞬時に自身の失言に気づいたと報じている。

 ピケ氏のまさかの“お漏らし”により、現役引退を決断したことが明らかになってしまったボージャン。今週の木曜日に、プロキャリアの始発点で正式にピッチに別れを告げる。