侍ジャパンの大谷翔平(左)とメキシコ代表のパトリック・サンドバル【写真:Getty Images】

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準決勝で日本と戦うメキシコ代表のサンドバル

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で20日(日本時間21日)に米マイアミで行われる準決勝、日本代表・侍ジャパンの相手に決まったのがメキシコ代表。その先発マウンドに上がると報じられるのが、パトリック・サンドバル投手だ。大谷翔平エンゼルスの同僚である左腕は、仲の良い二刀流に対し、SNS上で“ダル絡み”を働いてきたことが話題になっている。

 サンドバルといえば、エンゼルスで2019年にメジャーデビューし、2022年は大谷とともに先発ローテとして1年間奮闘。援護に恵まれず、6勝9敗にとどまったものの、先発27試合で防御率2.91と安定感を誇る。150キロを超える速球と落差の大きいチェンジアップが武器。大谷が出場するエンゼルスの試合を観戦している日本人にも聞き馴染みのある名前だろう。

 日本との対戦が決まり、にわかにネット上で投稿されて話題になっているのが、大谷に対する“ダル絡み”。これまで大谷がインスタグラムを投稿すると、頻繁にユニークな返信を繰り返してきた。

 2月に捕手目線からの迫力あるブルペン映像を投稿した際には「ボールだ」と投球にツッコミ、WBCに向けて米国を発つ飛行機の前で撮った写真には「その写真を撮ったのはイッペイ(水原通訳)か」と返信。日本到着後、名古屋へ向かう際にグラブを吊るしたリュックを背負う後ろ姿を投稿すると「リュックにグローブ、これは知らせないと」と注目。大谷が気づかず、グローブがリュックに引っかかっていると、ジョークを飛ばした。

 今大会の準々決勝・イタリア戦の試合後に掲載したエンゼルスの同僚デビッド・フレッチャー内野手との2ショット写真には「フレッチ(フレッチャー)が口ひげを剃ったらお前のせいだ」と投稿。イタリア代表は今大会で団結力を高めるべく、選手が口ひげを蓄えてプレーしており、そのスタイルがサンドバルのお気に入りだったのか、大谷を擁する日本に負けてしまったことで、口ひげを剃ってしまわないか心配した。

 メキシカンらしい陽気さと大谷への愛が伝わるコメントには「ほんま大谷のこと好きやんな」など、毎回のようにファンの反響を集めている。果たして、WBC決勝をかけた大一番でエンゼルスの同僚対決は実現するのか。期待は高まるばかりだ。

(THE ANSWER編集部)