栃木県内57の全日制の県立高校で入学試験の合格発表が14日、一斉に行われ、受験生7481人に春が訪れました。

 春の選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場する、注目の石橋高校では午前10時に、合格者の受験番号が掲示板に張り出されました。受験生たちは発表の30分前から掲示板の前に詰めかけ、自分の受験番号を見つけると保護者や友人と手を取り合い喜びをわかちあいました。

 

 今年の石橋高校の学力試験に238人が受験して、179人が合格し倍率は1.33倍でした。新入生は学力試験の合格者に加え特色選抜試験などの合格者61人を合わせた240人になります。

 県教育委員会によりますと、今年の学力試験の合格倍率は1.16倍で、受験生7481人が合格しました。なお、新型コロナウイルスの影響で学力試験を受験することができなかった生徒のために予定されている特別選抜試験には13日までに、7人の申請があったということです。

 入学式は宇都宮高校が来月(4月)6日、石橋高校などその他の高校は7日に行われます。