2022年に開かれた「いちご一会とちぎ国体」の競技会場で行った演奏の様子が、記念の動画となり13日、出演した矢板市の児童と生徒たちに贈られました。

 とちぎ国体のサッカー少年女子の競技会場となった矢板市では、コロナ禍で演奏をする機会が減ってしまった小・中学校の吹奏楽部に、発表の場が設けられました。

 3位決定戦のハーフタイムに矢板小学校と矢板東小学校の吹奏楽部が合同で2曲を、決勝戦のハーフタイムには矢板中学校の吹奏楽部が演奏を披露しました。

 矢板東小学校の吹奏楽部の卒業生でもある、地域おこし協力隊の黒木彩乃さんが当日の演奏を撮影。「演奏を振り返ったり思い出にしてもらいたい」と、記念の動画を自ら編集し制作しました。

 贈呈式には、それぞれの吹奏楽部の代表が出席し、齊藤淳一郎市長が「より多くの人に見てもらい記憶に残してほしい」とあいさつ。3校の代表に動画が収められたDVDが手渡されました。

 代表して矢板中学校吹奏楽部の矢野円稀さんが、お礼の言葉を述べました。

 動画は矢板市の公式YouTubeチャンネルで公開しています。