18日に開幕が迫った春の選抜高校野球大会に出場する作新学院の選手たちが13日、甲子園に向けて出発しました。

 13日午前9時半からJR宇都宮駅で行われた出発式には選手たちを見送ろうと生徒などが集まりました。作新学院は春の選抜に6年ぶり11回目の出場になります。

 大会を主催する毎日新聞社と日本高校野球連盟は、この大会からマスク着用などを条件に観客の声を出しての応援を解禁すると発表しています。春夏の甲子園大会では2019年の夏以来、3年半ぶりに声援が戻ってきます。

 栃木県高野連の神部知重理事長は「声援が選手の皆さんの背中を押すことにより素晴らしいプレーの力になると確信している。甲子園にさわやかな作新の風を吹かせましょう」と激励しました。

 多くの人たちからの熱いエールを受けて草野晃伸キャプテンが意気込みを語りました。

 このあと活躍を願って生徒会長から激励の言葉や花束を受け取った選手たちは新幹線に乗って甲子園に向けて出発しました。95回目を迎える記念の春のセンバツ甲子園は、今月(3月)18日に開幕し、作新学院は19日の大会2日目の第2試合で大分の大分商業と対戦します。

 一方、21世紀枠で出場する石橋は、大会4日目の第1試合で秋田の能代松陽と対戦します。

 とちぎテレビでは2校の壮行特別番組を開幕直前の今月17日の午後7時から再放送します。