子どもたちが地域で安全に暮らせるように交通事故など日常に潜む危険を予測する体験型のイベントが12日、佐野市で開かれました。

 このイベントは交通事故のシミュレーションなどを通して危険を予測することを親子で学んでもらおうと地域の安全や災害救援などの活動を行っているNPO法人栃木自警が開いているもので、今回で2回目です。

 JAF・日本自動車連盟による交通事故を体験するコーナーでは、突然飛び出してきた車と時速5キロの車が衝突したときの衝撃の大きさを実際に体験してシートベルトの大切さを感じていました。

 また、夜間の交通事故から身を守るため反射材がある場合とそうでない場合の靴の見え方の違いについても学んでいました。

 会場には、パトカーと消防車も展示され子どもたちは運転席でハンドルなどを触り特殊な車両を身近に感じていました。

 栃木自警では自分たちの住んでいる地域を空から見渡して、知ってもらおうと今回、熱気球に乗る体験も行われました。