栃木県内でも東日本大震災被害者追悼の催しが行われました。

 道の駅日光で開かれたストリートピアノを使った追悼セレモニーは東日本大震災の翌年に鹿児島県で始まり2023年は12都道府県の21会場で同時に行われました。

 11日は、ともに日光市在住の竹澤奎季さんの歌と山口菜穂子さんのピアノ演奏で復興支援ソング「花は咲く」などを披露し鎮魂の祈りをささげました。

 そして、地震発生時刻の午後2時46分に全国のすべての会場で同時に黙とうを行いました。会場にピアノの美しい音色とやさしい歌声が響き渡ると訪れたおよそ70人は震災当時や被災者に静かに思いをはせていました。

 また、特別ゲストとして、福島県浪江町出身のシンガーソングライター牛来美佳さんが故郷への思いを綴った曲を歌い上げ被災地の復興を願いました。