大阪・天満橋「Masahiko Ozumi Paris」のニットみたいなZabtonモンブラン!
催事で売り切れ続出の人気パティスリー
Masahiko Ozumi Parisがあるのは、大阪メトロ谷町線、京阪本線天満橋駅から9分ほど歩いたところ。人気が高く、テレビや雑誌などメディアでも話題のパティスリーです。
店主の小住匡彦シェフは、パリの有名パティスリーやショコラトリーを経て、26才でベストオブパリ受賞のパリのパティスリー「A.LACROIX Pâtisserie」や、パリの五つ星ホテル「palece hotel」でスーシェフを歴任。
実は小住シェフ、もともとサッカー選手を目指して22歳でパリへ留学。そのとき、たまたまパティスリーでアルバイトを始めたことをきっかけに、スイーツ作りのおもしろさに気づき、本格的に製菓の勉強を始めたというのですから驚きです。
帰国後は、実家のパティスリー「Kent house plus(ケントハウスプリュス)」の2代目シェフに就任。その間、自身のブランド「Masahiko Ozumi Paris」を立ち上げ、百貨店などの催事に出店したところ、完売が続出する人気ぶりに。「本場フランスの味を日常的に楽しんでいただきたい」との思いから、2022年6月にこの天満橋に実店舗をオープンしました。
まるでニットのような「Zabtonモンブラン」
広々とした店内には「ケーキを主役にしたい」という小住シェフのこだわりから、大きなショーケースを設置。平日は常時12〜14種類、休日には24種類ほどのケーキが並びます。
お店で人気の「モンブラン ノワール」(通称Zabutonモンブラン)900円は、まるで本物のニットのようとSNSでも話題に。丹波産の栗の王様ともいわれる「銀寄」と洋栗を使用しており、中にはミルクチョコガナッシュやジャンドゥーヤ、チョコレートビスキュイなどが入っています。
洋菓子と座布団を掛け合わせたフォルムはインパクト大で、一度見たら忘れられないほど印象的。しかも、見た目だけでなく、「こんなの初めて!」とあっと驚く味わいに、ファンになる人が続出。しっかりと栗の味が感じられつつ、甘さは控えめでお酒との相性も抜群です。
こちらの「チーズケーキ パリ」900円は、ハンドバッグ風のデザインがとってもかわいい♪
「女性 プレゼント 人気」などのワードで画像検索してスイーツのモチーフを探したり、街を歩きながら「この形をスイーツにできるだろうか」と常にアイデアの種がないか探していると語る小住シェフ。納得です。
まだある!食べるのが惜しくなるほど素敵なプティガトーの数々
モンブラン ノワールやチーズケーキ パリ以外にも、見た目が華やかな「プティガトー」が店頭に並んでいます。シェフのこだわりとセンスが光る品々に、思わずうっとり。どれを持ち帰ろうかと悩んでしまいます。
珍しいフォルムが目を引くのはさることながら、食べてみると人気が高い理由も納得のおいしさだった「Masahiko Ozumi Paris」のスイーツたち。おいしいスイーツを食べると、元気をもらえると改めて実感しました。
夢はミシュランの星を獲得することだと語る小住シェフ。さらに、「いつかパリにもお店を構えられたら」と笑顔を見せる気鋭のシェフの今後の活躍がますます楽しみです。
■Masahiko Ozumi Paris(まさひこおずみぱり)
住所:大阪府大阪市中央区大手通2-4-8
営業時間:10〜19時 (商品が完売次第、販売終了)
定休日:水曜(祝日の場合は営業)
Text:中田優里奈(ウエストプラン)
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