【町中華の逸品】お通しで出てくる「白菜の甘酢漬け」に挑戦!辛味×酸味×甘みで箸が止まらんらん♪

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管理栄養士のともゆみです。冬野菜の代表格である白菜は寒さが増すほど甘くなります。今日は旬のおいしい白菜を使って、ミツカンの公式インスタで見つけた中華料理の定番「ラーパーツァイ(白菜の甘酢漬け)」を作ってみます。簡単に出来そうだし、作り置きにも重宝しそう♡白菜のシャキシャキ食感と甘酢っぱさの中にある辛みや酸味がクセになるそうで、今から楽しみです♪

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カンタン酢について

ミツカンから出ている「カンタン酢」は酢の他に塩や糖分、だしなどが混ざっているので、酢や塩などの調味料をそれぞれ合わせなくても、調味料はコレ1本でいいという優れもの。まろやかな酸味と1本で簡単に味が決まるという便利さから、2020年には1億本を突破した大人気商品です。「カンタン酢」は甘酢漬けだけではなく、酢の物、ピクルス、寿司、マリネなどを作る時にも使えますよ。

「ラーパーツァイ(白菜の甘酢漬け)」の材料と作り方

【材料】
白菜…200g
にんじん…30g(4cm長さ)
塩…小さじ1/2
〈A〉
ミツカンカンタン酢…大さじ4
ゴマ油…大さじ1
しょうが(千切り)…1/2かけ
赤唐辛子(小口切り)…適宜



【作り方】
1.  白菜は繊維に沿って4~5cm長さの細切り、にんじんは千切りにします。



2.  ボウルに1を入れて塩を振ります。



3.  2がしんなりしたら水気を絞ります。10分ほどでしんなりしてきたので水気を絞りました。



4.  3と〈A〉を合わせて混ぜます。
この時に絞った白菜に比べてしょうがの千切りの量が多い気がしたので、しょうがの千切りは材料のところにある写真の1/3量くらいにしてみました。
皿に盛り付けて完成です。



切って絞って和えるだけ。めちゃくちゃ簡単に出来ました。
食べてみます。



あらぁ、おいしいじゃないですか。さっぱりしているんですが、酸味は控えめで、思ったよりもしっかりとした甘さと、強めのゴマ油の香りがコクを出しています。ほんと後引くおいしさ、箸が止まらないっていうのが分かります。ちゃんと町中華感が出ていて、こんなに簡単に出来たのね♪ ってうれしくなっちゃいます。素朴なんですが、プロが作ったような味になっているんですよ。カンタン酢のおかげでしょうかね。

しょうがの量もちょうど良かったと思います。時々感じるしょうがが大人の味にしてくれています。もしも子どもも食べるのであれば、しょうがと赤唐辛子は抜いて作ってみてください。酸味がやわらかいので子どもも食べやすいですよ。

白菜について(栄養や選び方、保存法など)

鍋ものには欠かせない冬野菜の代表格、白菜。成分の95%を水分が占め、主な成分はビタミンCで、その他にもカリウムや食物繊維なども含まれます。白菜の働きは、ビタミンCの抗酸化作用により、風邪予防や免疫力を上げる、肌の調子を整えるなどが期待できます。また、カリウムは利尿作用があり、むくみの解消や、高血圧予防に役立ちます。ちなみにビタミンCやカリウムは水溶性なので、茹でると成分が溶け出してしまいます。なので、鍋ものやスープにして汁ごと食べることで、成分を捨てずに摂取できますよ。また食物繊維は腸内環境を整えて便秘の改善も期待出来ます。キャベツ同様にアブラナ科である白菜はがん予防作用のある成分も含まれているんですよ。成分の大半を水分が占めていますが、たくさん食べられる野菜なので、その分成分の摂取も増やせます。

白菜を購入するときには、葉がしっかりと巻いていて、重たいものを選んでください。カットしたものを選ぶときには切り口が瑞々しく、芯の部分が盛り上がっていないものが新鮮ですよ。

白菜の保存方法は、丸ごとの場合は新聞紙で包み、冷暗所で保存。カットしたものは、乾燥しないようにラップで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存してください。

今が旬の白菜を使って、あっという間に出来る中華風「白菜の甘酢漬け」。食べ出したら止まらないので、作る時には倍量で作ることをおすすめします。ぜひお試しください。

参考文献:
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 エクスナレッジ