ネット空間を取り締まる! 県警 特別サイバー捜査官を指定 広島
インターネットの普及でサイバー犯罪が増加する中、県警は専門の捜査官を指定しました。
特別サイバー捜査官に指定されたのはサイバー犯罪対策課所属の警部補ら3人です。3人は警察庁が実施する「サイバー事案対処能力検定上級」という合格率5.6%という難関試験を突破したインターネット犯罪に対応する専門家で、知識をいかして捜査にあたるほか他の捜査官への指導も行います。
県警 特別サイバー捜査官 羽場大展さん「この指定をもってゴールではなくて、この得た知識をサイバー犯罪捜査等に生かしてこそ有用なものだと考えておりますので県警のサイバー犯罪捜査を引っ張っていくという人材になりたいと思います」
県警によりますと去年1年間のサイバー犯罪の相談件数は5748件と過去最多です。インターネットの普及でより身近になっているサイバー犯罪の脅威から県民を守る活躍に期待がかかります。