【リュウジレシピ】白菜だけの「虚無宝菜」♪一宝菜なのに八宝菜食べてる感じは…「油は旨味」にアリ！

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数日前から冷蔵庫で”幅をきかせている”、鍋で残った白菜。そろそろ食べないといけないけど、何作ろう？ネットでポチポチ探したら、いいのがありました！料理研究家リュウジさんの「虚無宝菜」。八宝菜ならぬ、白菜だけで作れる一宝菜なんだそう。ちなみに「虚無」とは、やる気が出ないときでもパパッと作れるリュウジさんのレシピシリーズ。簡単に出来て「ご飯もお酒もヤバいくらい進む」というから、これは作らねば!!!

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材料白菜だけぇ!?「虚無宝菜」とは？

「虚無宝菜」を紹介しているリュウジさんのTweetはこちら。



実際に作ってみた方たちからは、「これヤベえです！虚無シリーズで一番好きかも。明日も食べたいくらい」「リュウジお兄さんの虚無白菜を試しました。白菜しか入ってないのにご飯が進む！これは強い」「虚無白菜作りました。これ白菜だけなのに八宝菜食べてる気分になれるほどウマい…」「これをご飯、薄焼き卵の上にかけて中華丼。おいしかったです、ありがとう」などなど、大好評！

「白菜しか入ってないのにご飯が進む」「白菜だけなのに八宝菜食べてる気分になれる」と、白菜オンリーでもかなり満足感のあるレシピのようです。これは、懐が寒いときの節約レシピにも使えるかも！

リュウジさんの「虚無宝菜」材料と作り方

本当に調味料以外の材料は白菜だけなんです！これは簡単でいいですね！



【材料】2人分
白菜…300g ※芯をとって300gくらいとのこと。
水…200ml
鶏ガラスープの素（顆粒）…小さじ1
しょうゆ…小さじ2
酒…小さじ2
オイスターソース…小さじ2
片栗粉…小さじ2
砂糖…小さじ1/2
サラダ油…大さじ1
ゴマ油…小さじ1
塩・こしょう…各適量

【作り方】
1.  まずは餡作り。水と鶏ガラスープの素、砂糖、片栗粉、オイスターソース、しょうゆ、酒をよく混ぜれば、餡の出来上がり。



2.  白菜の芯を切って洗い、ぶつ切りにします。

芯周辺の硬いところは2～3㎝幅に、葉の部分は加熱すると縮みやすいため、少し大きめに切ります。



3.  サラダ油を引いたフライパンに、火が通りにくい芯の部分から入れ、塩とこしょうをして、強火で炒めます。

リュウジさん曰く「油は旨味」とのこと。油はフライパンに具材がくっつかないように入れるだけではなく、”旨味”でもあるので、油の分量を減らさないほうが、おいしく出来るそうです。

なお、テフロン加工のフライパンを使う際は、強火にすると表面の皮膜がはがれやすくなるので、強火はNG。今回は、テフロン加工のフライパンを使ったので、強めの中火で調理しました。



炒める目安は、白菜がしんなり＆クタクタになるくらい。

5分ほど炒めたら、しんなりしてきました。



4.  白菜がしんなりしたら、1を入れ、強火でかき混ぜながらとろみをつけます。とろみの加減は、煮詰め具合で調整してくださいとのこと。煮詰めるほど、とろみがつくそうです。



4分ほど煮込んだら、とろみがつきました。



5.  4にゴマ油を入れ、器に盛り付ければ出来上がり。調理時間は12分。とっても簡単且つスピーディーに出来ました！

”町中華”のような本格的な香り！

では、いただきます！



おお～、おいしーーーーーーーーい♪ 白菜がめちゃくちゃ甘い!!! 特に芯に近い部分が”激あま”です！噛んだ瞬間、白菜の旨味が溢れ出します。



「白菜しか入ってないのにご飯が進む」「白菜だけなのに八宝菜食べてる気分になれる」と、コメント欄にありましたが、わたしもまったく同感です。白菜しか入っていないのに、旨味とコクがしっかりあって、大満足の味に仕上がっています。ほんとすごいです！



白菜を炒めずに煮込むのとは、明らかに違う味。たっぷりの油で炒めたことで、香ばしさもコクも出て、短時間煮ただけでも味がしっかりついています。餡の味付けも絶妙にウマし！甘みがあって濃厚なので、ご飯がとにかく進む！進む！ビールのお供にもよさそうです。

わが家で作る、具がたっぷりの八宝菜より、白菜オンリーの「虚無宝菜」のほうがおいしいなんて…。考えられるのは、油の量。いつも油を小さじ半分くらいしか入れないので、コクがないのかも。やっぱり「油は旨味」なんですね！

やる気が出ないときも、懐が寒いときも、簡単においしく出来る、リュウジさんの「虚無宝菜」。ぜひ、お試しあれ～♪ あっ、この春からひとり暮らしを始める方も、この「虚無宝菜」のレシピを覚えておくと、いいかもしれませんよ！