フックアップは、台湾の家具ブランドWaveboneが提供するスタジオ用のチェア「Viking」とデスク「Star Rover」の受注販売を開始した。実勢価格は「Viking」が63,800円で、「Star Rover」は59,950円。

スタジオ用のチェア「Viking」

「Viking」オプションのヘッドレスト

スタジオ用のデスク「Star Rover(オプションのキーボードトレイをセットした状態のナチュラルウッドモデル)」

Waveboneは、米Outputが展開する台湾の家具ブランド。これまでスタジオ家具を業務用途で導入するユーザー向けにオンラインストアを運用していたが、この度、フックアップとの協業により、日本の一般ユーザー向けにも販売を行う運びとなった。

今回発売となったのが、楽器を弾くにも向くスタジオチェア「Viking」と、幅を19インチラック2つ分に抑えホームスタジオでも設置が可能なスタジオデスク「Star Rover」の2製品。いずれもユーザー自身が組み立てる仕様になっている。

「Viking」は、4段階の高さ調整と3段階の傾き調整ができる背面シート、ギターなどを弾く際に邪魔にならないように高さ調整可能な折りたためるアームレスト、腰部を守るランバーサポート機能、ポリウレタン製のキャスターを装備。カラーはブラックの1色で、オプションとしてヘッドレスト(実勢価格5,500円)が用意されている。サイズは幅が70cm、高さが94〜114cmで、シートの高さは47〜55cm、シート奥行きは 50.5cm。質量は24.9kgとなっている。

「Star Rover」は、素材にスチール枠と木材を使用。2段のシェルフデザインを採用し、中段にはノートパソコンやオーディオインターフェイスを、上段にはスピーカーやモニターを置くのに最適な仕様となっている。2×3Uのラックスペースが設けられていて、スペース内にあるボードを取り出せば、角度を付けたラックマウント用機材の組み込みが可能になる。また、6Uのラックスペースに機材を配置した場合でもケーブルが通るようスペースを確保。ラックを使わない場合、ボードを設置することで収納スペースとすることができる。オプションで用意されているキーボードトレイ(実勢価格13,200円)は、940×300mmのメインデスクの延長として利用でき、5段階(77mm/97mm/117mm/137mm/157mm)の高さ調整が可能となっている。サイズはW1,050×H905×D812mmで、質量は35.4kg。メインデスク奥行きは405mmで、メインデスク高さは145mm。キーボードトレイのサイズは前述の通りで、質量は8.2kg。カラーはデスク本体、キーボードトレイともにブラックとナチュラルウッドタイプの2種を用意。

なお、両製品とも受注販売という形態を採っており、家具専用の外部倉庫より出荷となるため、受注後、納品まで多少時間がかかるので留意いただきたい。