バナナの皮がベーコンに⁉絶対ありえん（笑）けど…作ってみた！44円で完成「シン・ベーコン」のお味は？【我流しか勝たん！】
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番組では、我流で節約をしている方が披露されていました。
ラードが13.2円、コンソメ8.2円、みりん5.4円、スモークチーズ17.2円で合計44円でベーコンが作れます、と話していました。
普段は捨てているものを使っているので節約にもなるし、ゴミを減らせて環境にもいいですね。
どんなものかと、興味が湧いたのでわたしも作ってみることに。
ではさっそく作っていきましょう！
バナナの皮を使ったベーコンの作り方
【材料】
バナナの皮…1本分
コンソメ（顆粒）…小さじ1
水…100ml
みりん…小さじ1
ラード…8g
燻製チーズ（市販）…小2個（15g）
※分量までは提示されていなかったので、わたしがオリジナルで考えました。で、こんな感じかなと。
【作り方】
1．バナナの皮を洗い、へたをカットします。
2．スプーンで皮の内側の果肉をこそげ落とします。
3．フライパンに、2の皮、コンソメ、水、みりんを加えます。バナナの風味を消すために煮込みます。中火で4分ほど煮ました。
4．3をざるにあけて水気を切り冷ましておきます。
5．きれいにしたフライパンにラードを入れて火にかけます。
6．5の皮を入れて両面焼きます。
ラードは豚の脂なので、ベーコンの脂っぽさをまとわせます。黒いところは少し焦げてお肉っぽくなるそうです。
強火で両面1分ずつ焼きました。
7．耐熱容器に燻製チーズを入れ、網をのせてその上にバナナを並べます。
170℃のオーブンで5分焼きます。裏返して反対側も5分焼きました。
8．目玉焼きや生野菜（ともに分量外）と一緒に盛り付けて完成です。
どこまで近づいているのか、実食です！
バナナの皮、パッと見はベーコンっぽいです。こんがりと焼けています。でもバナナの皮は元が黄色なので、完璧にベーコン！とまではいかないですね。
ではおそるおそるいただきます。
おぉ～近い。
皮をこそいでいるので、皮が薄く、カリカリサクサクした食感になっています。もっと筋っぽいのかと思いましたがそんなことありません。食感はおいしいです。味については、バナナの甘い味はどこにもありません。脂の感じと、焦げたところの香ばしさ、スモークチーズの香りがしっかり移っています。ただ、少し酸味を感じるので、あれっとなりますね。でもなかなか寄せていますよ。
バナナの栄養と食べ合わせ
バナナに含まれる糖質は体内に吸収されやすく、すぐにエネルギーに変換されます。でんぷんも含まれているため、腹持ちもよく、即効性と持続性を併せ持つエネルギー源として、スポーツ選手が利用したり、子どもの朝食にも適しています。
バナナは糖質の他にも、ビタミンC・B6、カリウムや食物繊維などが豊富に含まれているため、さまざまな効能があります。
効果の高まる食べ合わせ
便通を整える…バナナ＋ヨーグルト
バナナは水溶性食物繊維が豊富で便をやわらかくしてくれます。ヨーグルトの乳酸菌と合わせるとさらに整腸作用が高まります。
精神安定・睡眠改善…バナナ＋牛乳
バナナには精神を安定させる効果のあるセロトニンが含まれています。牛乳のカルシウムはイライラを鎮めます。
高血圧対策…バナナ＋ワカメ
バナナに含まれる豊富なカリウムには体内の余分なナトリウムを排出する役割があり、高血圧の予防・改善が期待出来ます。ワカメに含まれる水溶性食物繊維のアルギン酸を一緒に摂るとさらに効果が高まります。
バナナの皮は食べていいものか残留農薬が気になりますが、調べてみたら、皮ごと検査されていて、毎日食べても大丈夫な基準値を設けているのだそうです。
バナナの皮をベーコンにするというちょっと驚きな発想ではありますが、やってみた結果、まあまあいけるんじゃないの？という感想になりました。気になったらお試しを～。
参考文献：
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 株式会社エクスナレッジ
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
参考web：
FAQ ｜バナナ大学 - バナナの情報総合サイト - (banana.co.jp)
