「特快」は川崎駅から産業道路までノンストップです。

国産連節バスで大量輸送を担う


臨港バスが導入する連節バス(画像:川崎鶴見臨港バス)。

 川崎鶴見臨港バスは2022年1月24日(火)、川崎駅から臨港地帯の水江町までをむすぶ、連節バスによる「KAWASAKI BRT」を3月1日から運行開始すると発表しました。

 川崎市はこれまでBRTの運行を計画し、2021年から運行予定ルートで試験走行が行われてきました。今回、運行開始日と運行詳細が明らかになりました。

 BRTは既存路線の「川21系統」の速達便として、平日ラッシュ時に1日30往復運行されます。大島までノンストップの「快速」と臨港警察署前までノンストップの「特快」が時間帯ごとに交互に設定されます。運賃は210円です。定期券や乗車券類は一般バスと同様の扱いとなり、「川崎市ふれあいフリーパス」なども使用可能です。

 川崎駅ののりばは、「川21」が発着する京急高架下ではなく、さくら通りに面したアゼリア南西の「21番のりば」となります。

 連節バスには、1両目に前ドア・中ドア、2両目に後ドアと、計3枚のドアがあります。停留所ごとのドア扱いは、以下のとおり。
●川崎駅乗車時:前ドアと後ドアから乗車(後ドアはICのみ)
●臨港警察署前〜水江町:前ドアから乗車、中ドア・後ドアから降車
●それ以外のバス停:前ドアから乗車、中ドアから降車

 車両は全長17.99m、幅2.49m、定員114名。日野自動車といすゞ自動車が共同開発し、ジェイ・バスが製造しています。