Google、Pixelスマホ向けベータプログラム「Android 13 QPR2 Beta 1」を提供開始!次期「Feature Drop」(2022年3月分)を先に試せる
GoogleがPixel 4a以降に「Android 13 QPR2 Beta 1」を提供開始! |
Googleは12日(現地時間)、同社が開発・提供するスマートフォン(スマホ)など向けプラットフォーム「Android」におけるベータプログラム「Android Beta Program」( https://g.co/AndroidBeta )において新たに「Android 13 QPR2 Beta1」を提供開始したとお知らせしています。
その他の具体的な新機能などの変更点は明らかにされていませんが、Android 13 QPRは2023年3月まで継続的に提供されるベータ版となっており、Android 13 QPR2は次の「Pixel Feature Drop」が提供される第11弾(2023年3月提供予定)の内容が先取りされており、同社ではベータプログラムに参加する人には不具合を含めてフィードバックをして欲しいと案内しています。
QPR(Quarterly Platform Releases)はGoogleが開発・販売する「Pixel」ブランドのスマホ向けに四半期(3か月)ごとに提供している大型アップデートとなるPixel Feature Dropを先行して試せるベータプログラムで、昨年のAndroid 12より実施されており、Android 13においてはこれまで今年9月より「Android 13 QPR1」が提供されてきました。
このAndroid 13 QPR1では先頃に提供されたPixel Feature Dropの第10弾(2022年12月分)の内容が先取りされ、9月に「Android 13 QPR1 Beta 1」、10月に「Android 13 QPR1 Beta 2」、11月に「Android 13 QPR1 Beta 3」と提供され、12月にAndroid 13 QPR1をベースにしたPixel Feature Dropの第10弾が正式リリースされました。
今回、これを受けて次のPixel Feature Dropとなる第11弾(2023年3月分)の内容を含むAndroid 13 QPR2がスタートしました。なお、ベータ版なので安定性やバッテリー、パフォーマンスなどのさまざまな問題がある可能性があり、アクセシビリティーが必要な人にとっては日常的な使用には適していない可能性があるとのこと。
またAndroid 13 QPR2 Beta 1では以下の既知の問題があると案内されているのでご注意ください。なお、更新ファイルサイズはすでにAndroid 13の2022年12月分のソフトウェア更新を実施したPixel 6 ProにおいてAndroid Beta Programを利用してネットワーク経由で本体のみで導入する場合に約190MBとなっています。
<Androidプラットフォーム>
・リストを開いた状態で画面の向きを変更すると、最近使用したアプリのリストが応答しなくなることがあります。
・画面の向きを変更した後にアプリからピクチャーインピクチャー(PiP)モードを開始および終了すると、システム設定アプリがクラッシュして「設定が停止し続けます」というメッセージが表示され、システム設定アプリを開くことができない場合があります。
・システムUIの問題によってホーム画面が応答しなくなることがあります。
<Googleアプリ>
・Googleカメラアプリで「スローモーション」モードから通常の「ビデオ」モードに切り替えた後にスローモーションモードで撮影速度が「1/8x」と「1/4x」の間で変更された場合、アプリはスローモーション撮影を続行します。
Android Beta Programにてデバイスを選択して登録
内容を確認して登録
登録完了
Android Beta Programに登録したら「設定」→「システム」→「システムアップデート」で通常通りにソフトウェア更新を実施
記事執筆:memn0ck
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