あともうひと踏ん張り頑張りたいとき、あなたはコーヒーとエナジードリンクのどちらを飲むか悩んでいないだろうか。だが、もう大丈夫だ。『KILLER COFFEE 覚醒ビターBLACK/覚醒スイートLATTE』は、コーヒーとエナドリの良いとこどりをした唯一無二のコーヒー飲料。開発には、話題のエナドリブランドが関わっているとか。その味、たしかめてみた。

 

■【眠気覚まし】エナドリ「ZONe」の缶コーヒー。100gあたりカフェイン含有量No.1!【ドライブ】

サントリー食品インターナショナル(東京都)『KILLER COFFEE 覚醒ビターBLACK/覚醒スイートLATTE』(245g缶・希望小売価格 税込155円・2022年12月6日発売)は、コーヒーとエナジードリンクのそれぞれの特徴を活かしたコーヒー飲料。コーヒー由来のカフェインと、エナジードリンクの覚醒を促すような味わいを持っている。

コンセプトは、“眠気を殺す”コーヒー。なんとも物騒なコンセプトだが、同社のブラック/ミルク入り缶コーヒーにおいて100gあたりのカフェイン含有量が最も多くなっている(コーヒー由来のカフェイン)。商品名の「KILLER COFFEE(キラーコーヒー)」も、このコンセプトが由来だ。

実はこの商品、缶の下の方や裏面を見るとなにやら見覚えのある文字が……。そう、eスポーツやゲーム配信者などに向けて誕生したエナジードリンク「ZONe」ブランドのコーヒー飲料なのだ。

12月13日期間限定・Amazon限定発売の「スターターパック」には、ブラック2缶、ラテ2缶とドリップバッグ1杯分×6袋を梱包

 

パッケージにはデビルのイラスト。禍々しいオーラを放っているが、アーティスティックなデザインだ。コーヒーカップを丁寧に持つ姿がかわいらしい。

 

『KILLER COFFEE 覚醒ビターBLACK』を飲んでみた!

はじめに飲むのは『KILLER COFFEE 覚醒ビターBLACK』。ブラジル、エチオピア産のコーヒー豆をブレンドした、深煎りブラックだ。2種のエスプレッソを使用することで苦味と濃さを引き出し、ガツンとしたビターな味わいに仕上がっている。

カフェイン含有量は1本あたり157mg(100gあたり64mg)。ドリップコーヒーが100mlあたり40〜60mgなので、一般的な目安よりは多め。

 

香りや見た目は普通のブラックコーヒー。

ビクビクとしながら飲んでみると、真っ先においしいと感じた。クリアな味というか、ドリップコーヒーさながらの味わいで単純に飲みやすい。苦味こそあるが、冷たいせいかガツンとするほど刺激的ではないので、日頃からブラックを飲み慣れている人には平気だろう。

ニオイがきつくないので、口臭を気にする人にもぴったり。カフェイン摂取やエナジー補給目的ではなくても、これなら普段から飲みたくなる1本だ。

 

『KILLER COFFEE 覚醒スイートLATTE』を飲んでみた!

続いて『KILLER COFFEE 覚醒スイートLATTE』。苦いのは苦手な人のための加糖コーヒー飲料だ。3種類のエスプレッソと牛乳、砂糖をバランスよく配合し、甘さで覚醒を促す仕組みだ。

カフェイン含有量は1本あたり127mg。牛乳とのブレンドで『KILLER COFFEE 覚醒ビターBLACK』に近い量が含まれているのは驚き。

 

たっぷり入っているであろう甘い牛乳の香り。色はやや濃いめ。

その期待通り、味は甘くまったりとしたラテ。コーヒーの苦みなどはまったくなく、砂糖の甘さが強めの味わいだ。後味にやや甘ったるさが残るが、コーヒーの風味なども感じられてバランスの良い仕立てとなっている。

甘さで覚醒を促すのが『KILLER COFFEE 覚醒スイートLATTE』なので、この甘さも狙い通りだろう。糖分も補給したいときに飲みたい1本。

『KILLER COFFEE 覚醒ビターBLACK/覚醒スイートLATTE』は、どちらもコーヒー飲料としておいしく飲めるクオリティだった。苦みや甘さは良心的な飲みやすさだったが、カフェイン量は文句なしに多く、覚醒したい人にはぴったりだ(記者も今、カフェインの効果を実感している)。ただ飲み過ぎには気をつけて。

 

Amazonストアページほか、ネクスコ東日本、中日本、西日本のサービスエリア内自販機(一部取り扱いのない自販機もあり)、一部大学生協で発売中。