アメリカの住宅ローン金利が久しぶりに下落! しかし、依然として高い金利を継続
アメリカの中央銀行、FRB(連邦準備制度理事会)は、インフレの抑制を目的として大幅な利上げを続け、それにともないアメリカの住宅ローン金利も急上昇しています。先月には30年固定の金利が7%を超えましたが、最新の金利状況はどのようになっているのでしょうか。
アメリカの30年固定住宅ローン金利が低下。現在の金利は?
アメリカの金融機関Freddie Mac(連邦住宅抵当貸付公社)が2022年11月17日に発表した、30年固定の住宅ローン金利は6.61%で、前の週の7.08%から0.47%マイナスと大幅に下落。翌週の23日発表の同金利は6.58%で、さらに0.03%下落しています。
アメリカでは、住宅ローン金利の急激な上昇が続き、住宅の買い控えによる景気の冷え込みが懸念されています。そうした中、今回の金利低下は明るいニュースと言えますが、依然として住宅ローン金利は高い水準のままです。今後、アメリカの住宅ローン金利がどのように推移するのか見守っていきましょう。