夏の高校野球栃木大会で37年ぶり2度目の優勝を果たした國學院栃木ナインが1日、甲子園へ向けて出発しました。

高校の体育館で行われた出発式には、生徒や教員など約740人が参加し、拍手で野球部員を出迎えました。

國學院栃木はこの夏の大会、ノーシードから勝ち上がると準決勝で10連覇中だった作新学院に劇的なサヨナラ勝ち。決勝では高い攻撃力を誇った宇都宮南を終盤に突き放して、37年ぶり2度目の優勝を果たしました。

ナインはこの1週間、甲子園仕様の練習でチーム力の上積みを図り、県高校野球連盟の菅野光広会長など大会の関係者から激励を受けました。

その後選手1人ひとりが意気込みを述べ、最後にキャプテンの平井悠馬選手が活躍を誓いました。

このあと選手らはすぐにバスに乗り込み、甲子園に向けて出発しました。

夏の甲子園は3日夕方に組み合わせ抽選会が開かれ、6日に開幕します。