技術者の卵たちが熱戦 高校生ものづくりコンテスト 宇都宮市
熱いのはスポーツだけではありません工業系の高校生たちがものづくりの技術を競うコンテストが30日、宇都宮工業高校で開かれ、技術者の卵たちが熱戦を繰り広げました。
この大会は、県内の工業系の高校生が一堂に集まり、日ごろの、学習の成果を披露するもので、毎年開かれています。今年は、12校から76人が参加し測量、木材加工など、5つの部門に分かれて、頂点を目指しました。
旋盤と呼ばれる機械を使って自動車の部品などを作る部門では、回転させた金属に刃を押し当てて、制限時間内に課題の部品を削り出し、どれだけ精度の高いものを作ることができるかを競います。
一方、配布された木材を加工し、図面通りに組み立てる部門では、ノミなどの工具を使って、手作業で、木材をつなぐ穴をあけたり、削り出したりして作品を完成させるまでの一連の技術を審査します。
参加者は、額に汗を流しながら真剣な表情で、競技と向き合っていました。
それぞれの部門の入賞者は関東大会に出場します。