栃木県さくら市の喜連川少年院で28日、働く場を提供し円滑な社会復帰を支援しようと合同企業説明会が行われました。

この仕事フォーラムは、刑務所や少年院を出た後の円滑な社会復帰と再犯防止を目指す「職親プロジェクト」の一環で行われました。フォーラムでは喜連川少年院の在院者14人が建設や清掃、福祉の三つの企業の担当者から事業内容などの説明を受けました。

その後、少年たちは企業の担当者に事業内容のほか、将来の悩みなどについて相談しました。

法務省によりますと、刑法犯の摘発数は2005年以降、減少傾向にありますが、全ての摘発数における再犯の割合は上昇傾向だということです。また再犯者のうち、約72%が無職だったということです。