座席変更、これまで結構手間でしたからね…!

スマホで「空席待ち」は国内航空会社初

 ANA(全日空)では2022年6月より、利用者のスマートフォンなどのモバイルデバイスで、ANA アプリ・ANAウェブサイトから国内線「空港空席待ち」の手続きが可能になりました。この取り組みは、国内航空会社では初とのこと。また同時期より、ANAアプリの「座席選択・変更」画面も、ワンタップ操作ができる簡素な仕様に変更されています。


「ANA SmartTravel」について説明する井上慎一社長。今回のアプリ改修はこの一環で実施された(乗りものニュース編集部撮影)。

 これまでの空席待ちは、カウンターオープン後に空港で空席待ちを申し込み、搭乗口付近にて結果を告知していました。このサービスをモバイルデバイスでできるようにデジタル化。新サービスでは、ANAアプリやANAウェブサイトで、搭乗日当日から空港空席待ちの申し込みや状況照会が可能になり、座席提供が可能な旅客には、アプリの「プッシュ通知」やメールで通知。対象者は、オンラインチェックインで搭乗手続きを済ませることが可能です。

「座席選択・変更」はこれまで、空港もしくは、ANAウェブサイトやANAアプリの予約詳細画面などから、それぞれいくつかの画面操作ステップなどを経て、変更作業を実施する必要がありました。今回のリニューアルでは、ANAアプリのトップページ「My Booking」画面に、「座席選択・変更」ボタンを追加。予約後から出発20分前まで、ワンタップでより簡単に「座席選択・変更」を実施できるようになるとのことです。

 ANAは「空港での混雑を避け、非対面・非接触で搭乗手続きができる環境を構築するため、より多くのお客様にご利用いただけるオンラインチェックインをさらに便利で使いやすくしてまいります」とコメントしています。