ヘリだけでなくミサイルや消防車なども展示。

SH-60K哨戒ヘリによる飛行展示も

 千葉県館山市にある海上自衛隊最大のヘリコプター基地、館山航空基地において2022年7月18日(月)、「ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022」が開催されました。

 新型コロナ感染拡大の影響で3年ぶりの開催となった今回のイベント、コロナ前に行われていた自衛隊カレーの体験喫食やヘリコプターの体験搭乗などはなかったものの、各地から集結した陸海空自衛隊、消防、警察、海上保安庁のヘリコプターが地上展示され、思い思いに写真を撮ったり、隊員や職員らから機体の特徴などについて話を聞いていました。


救難飛行展示を行うSH-60Kヘリコプター(柘植優介撮影)。

 館山航空基地にはSH-60Kヘリコプターが配備されていることから、同機を用いた救難飛行展示が実施されたほか、格納庫内ではメインローターの格納と展張の動作展示、音楽演奏などが披露され、来場者は実機でないと味わえない迫力を体感していました。

 館山基地広報室によると来場者は約4880人とのこと。なお、近傍では館山市主催の「たてやま海まちフェスタ2022」も同時開催されており、基地至近の岸壁には海上自衛隊横須賀基地所属の特務艇「はしだて」が来航して、艦内公開を実施していました。