市電カラーも走らせます!

名古屋市バスといったら青、ではない?

 名古屋市交通局が2022年7月11日より、市営バスに「レトロカラーバス」を走らせるべく、ガバメントクラウドファンディングにて一般から資金を募集しています。市営交通100周年記念の一環です。


名古屋市営バス(乗りものニュース編集部撮影)。

 市営バスとしてはすでに1両、昭和50年代の塗色を再現したレトロカラーバスが走っていますが、同様のバスを11両追加し、全12の営業所に1両ずつ配置。デザインの異なる12両のレトロカラーバスが市内全域を走行するといいます。

 復刻を予定しているのは、戦前にバス事業を開始したころの海老茶色の車両、薄い青色をあしらった昭和30年代の車両、薄い青色に赤帯を配した昭和40年代の車両、そして、廃止された市電の車体色です。ラッピングまたは塗装により復刻します。

 その製作費用に活用するため、クラウドファンディングにより寄附金を募集。金額に応じて、記念品や、各営業所に配置する12両「レトロカラーバス」が一堂に会する機会への招待といった返礼を用意しているそうです。