東京駅前、大きく変わります。

千葉方面の高速バス“地下BT発着に”

 京成バスは2022年7月15日、東京駅前に開業する「バスターミナル東京八重洲」への乗り入れ、並びに高速バスのダイヤ改正予定について発表しました。

「バスターミナル東京八重洲」は、東京駅八重洲口の3エリアにまたがって建設中の新しいバスターミナル。うち、東京ミッドタウン八重洲地下の第一期エリアが9月17日(土)に開業するのに伴い、周辺の路上バス停を発着する高速バスが、同バスターミナルへ乗り入れます。


東京駅八重洲口の京成バス1番乗り場。こうした路上バス停の移転が図られる(乗りものニュース編集部撮影)。

 今回は次の路線が、バスターミナル東京八重洲発着に移転します。

●京成高速バス1番乗り場発着
・東京銚子線(東京駅〜銚子・犬吠埼)

●京成高速バス 2番乗り場発着
・東京君津線(東雲車庫・東京駅〜君津駅・青堀駅)
・東京木更津線(東雲車庫・東京駅〜木更津駅・君津製鉄所)
・東京鴨川線(東京タワー・東京駅〜かずさアーク・安房鴨川駅・亀田病院)
・東京勝浦線(東京駅〜勝浦・御宿・安房小湊)
・東京三井アウトレットパーク木更津線(東京駅〜三井アウトレットパーク木更津)
・夜行大阪線(海浜幕張駅・西船橋駅・「東京ディズニーリゾート」・東京駅・横浜駅〜千里中央・新大阪・阪急三番街・ハービスOSAKA・神戸三宮)

 これにともない、2番乗り場は、9月16日の運行をもって廃止されます。

 現行通り路上バス停に発着する路線もあります。1番乗り場に発着する深夜急行新浦安線、深夜急行千葉線(いずれも現在運休中)のほか、3番乗り場に発着する東京千葉北線「ちばきたライナー」、東京千城台線、深夜急行葛西線(運休中)です。

 なお、ダイヤ改正の概要は別途発表されます。

 3エリアにまたがるバスターミナル東京八重洲は、2028年度までに段階的に開業する予定。全エリアが開業すれば、日本最大級の規模のバスターミナルになる予定です。