画像が『アバター』1作目より
 - 20th Century Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

写真拡大

 映画『アバター』(2009)のジェームズ・キャメロン監督が、シリーズ第4弾(2026年12月18日全米公開)と第5弾(2028年12月22日全米公開)は自らメガホンを取らないかもしれないと、 英Empire誌に明かした。

 衛星パンドラで勃発する人間と先住民族ナヴィの抗争を、革新的な映像技術を駆使して映像化したキャメロン監督。今年12月16日に13年ぶりとなる続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が日米同時公開されるほか、2024年12月20日には第3弾(タイトル未定)の全米公開が控えている。

 第2弾『ウェイ・オブ・ウォーター』と第3弾を同時に撮影したキャメロン監督は、製作前の第4弾と第5弾について「私は他にも面白い企画を開発している。次回作か第4弾の後かはわからないが、最終的には信頼する監督にバトンを渡したい」と監督交代を示唆。「そうすれば、私も興味がある他のプロジェクトへと参加できる。実際にそうなるかどうかは、わからないよ」と補足した。

 パンドラを通して、環境問題や家族の在り方など、自らのメッセージを投影してきたキャメロン監督。「(シリーズが)進むたびにワクワクしている。第4弾なんか並外れた内容さ。製作できることを祈っているが、全てはマーケットの結果次第。第3弾は編集が終わっているから、何が起ころうとも公開される。『アバター』は一つの大きな物語だ。だから、第4弾も第5弾も作られることを願っている」とシリーズの今後について語っている。(編集部・倉本拓弥)