那須川天心vs武尊の一戦を魔裟斗と堀口恭司が予想「KOでも判定でも天心くん」
格闘技界のカリスマ的存在である魔裟斗は、メインカードについて「『どちらが強いのか』ということが非常に楽しみな試合」と話し、「2人とも判定決着狙わないと思います」「1Rが非常に大事」と試合展開を予想。「1Rは、天心のスピードがものすごいあると思うので、そこに武尊がついていけるか」「3R後半にいったら武尊のプレスは世界一強いので、天心を追い込んでいくことができれば、武尊のペースになって行くんじゃないか」と話した。
自身が山本"KID"徳郁選手と対戦した過去を例に挙げ、「僕、1Rでダウンをとられたんですよね。KIDの出入りのスピードにまだ慣れてないんです」「ただ、2R、3Rになればスピードには慣れていくんですよ」「武尊が1Rをクリアすることができたら、武尊のペースになっていくだろう、と。ただ、1Rでボコボコ打たれたら、そのまま天心が1Rで倒す可能性もあるという…だから1Rは本当に大事ですね」と1ラウンドの重要性を自身の経験をもとに力説。
天心選手を「格闘エリート」、武尊選手を「根性の塊」と表現し、「お互いの意地とプライドをかけた戦いになると思う」「どんな結末が待っているかはわからないが、格闘技って色々なものを伝えるパワーがあると思うので、勇気と元気をもらえたら最高なんじゃないかなと思います」と目前に迫った世紀の一戦に期待を寄せた。
また、日本人初のBELLATOR（ベラトール）王者となった経験を持つ総合格闘家の堀口恭司は、那須川と武尊の勝敗予想を聞かれると、「KOでも天心くん、判定でも天心くんがとりにいくんじゃないかと思いますよね」と、那須川が絶対的有利であると予想。
「細かい技術だったり、体重の戻し制限があったりとか、ちょっとそれらの理由で武尊くんにとってはキツイ条件なんじゃないかなと思います」と話しつつも、昨年12月に開催された『Bellator MMA 272』のバンタム級タイトルマッチにて、一撃KOを奪われたことがある経験をもとに「勝負なんでね、一発あたれば勝敗は大きく変わる」と武尊の勝機についても触れた。
また、メインカードのほかに、第4試合のRISE・風音とK-1・黒田斗真、第9試合のRISE・YA-MANとK-1芦澤竜誠の対戦が面白そうなカードだと明かし、「メインを筆頭に面白い試合が重なっているので、すごい楽しみな大会ですよね！」と期待を寄せた。
「ABEMA」の格闘チャンネル公式YouTubeでは、そのほかにも『THE MATCH 2022』に関連した動画が続々と公開されている。
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