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 11日、お笑いトリオ・インスタントジョンソンのじゃいが、自身のYouTubeチャンネルを更新。6月5日(日)に、競馬の所得に対する追徴課税で「破産しました」と、同チャンネルで衝撃の告白をしていたが、改めてその件についての補足動画を公開した。

 今回の動画ではまず「皆さんの温かいコメントに勇気づけられました」感謝の意を示した。また「色んなコメントが来てまして、認識にズレがあったので補足をさせていただきます」と、前回の動画の反響の大きさを話した。実際じゃいは「自己破産したとか破産宣告をしたことではなく、僕自身のお金がなくなり借金をしたことを破産という表現を使った」と表現の意図を説明。

 続けて税金の話しに触れ「7年前までは一時所得で申告をしていました。周りからスポーツ紙でも予想をしているし、競馬のお仕事もしているので雑所得でいけるんじゃないかとアドバイスを受けてその後、雑所得での申告をしていました。去年税務署が入って一時所得という判断を下された。一時所得になったのは法律ではなく通達ということらしい」と状況を説明した。

 また「JRAさんNARさんに多大なご迷惑をかけてしまったことを大変申し訳ないと思っております。僕自身は今回払った税額については、なんの不服もありません。お金を返して欲しいという気持ちもありません」と謝罪し、「税務署、国税局に対して憎しみも恨みも全くありません。実際僕の担当になった税務署の方も優しくて良い方」だったと、不服はないと改めて強調して説明した。

じゃい「破産しました」競馬払戻金でマンション買えるレベルの追徴課税

借金生活を楽しむくらいの気持ち

 じゃいが声をあげて伝えたいのは「二重課税構造」。この動画でじゃいは「この税制が変わればより競馬界が盛り上がるんじゃないか、国も潤うのではという思いで声を上げさせてもらいました」と続け、「より以前以上に盛り上げるためにこの法律の見直しを願っている。皆さんの貴重な意見を参考に、慎重に行動していけたらなと思っています」と、競馬に対する思い、疑問を抱いた胸の内も話した。

 お笑い芸人という顔を持ちながらも、芸能界屈指のギャンブラーという顔を持つじゃい。競馬に対する熱い思いを動画を通じて発信していくじゃいに、今後更に注目が集まる。「僕自身は落ち込んでいるわけではないし、借金生活を楽しむくらいの気持ちでおりますので、予想配信は明るくやりたい」と力強く前を向いた。