「愛していると言って旅立った」 小林麻央さん死去で市川海老蔵さんが会見 【書き起こし】 - BLOGOS編集部
※この記事は2017年06月23日にBLOGOSで公開されたものです
THE PAGE
このたび、わざわざご報告することではないかもしれませんが、家の前にも多くのマスコミの方がいらっしゃいまして、ご報告することもひとつの義務かと思います。 昨日夜に、妻・麻央が旅立ちました。家族の時間や、家族でしなくてはならないこと、子供たちとのこと、そういったことがある中で、思った以上に皆様に伝わったのが早かったということで、急遽、このようにみなさまにお時間を作っていただいたのも、ブログやアナウンサー時代から、妻のことを応援してくださった方がたのためにご報告ということで、このような時間を設けさせて頂きました。本日はよろしくお願いします。
― 麻央さんとの最期のときはどなたが看取られて、どんな言葉を交わしたんでしょうか?
わたくしは昨日も舞台で、麻耶さんと麻央のお母さんがずっと看病しておりました。わたくしは舞台が終わったあとに、別の撮影があって, そのあとにお母様からLINEがきてたんですけども、見ることはできませんでした。1時間ほど遅れて見た内容が、具合が悪いと。お医者さまも来ていて、家族を呼んだほうがいいという内容でございまして、慌てて家に帰ったわけです。 帰りますと、私は麻央の横に座って、呼吸が苦しそうだったので、大丈夫かなぁ、と。 おとといまではしゃべれたんですけど、昨日はずっとしゃべれずにいたので。
まぁこれは本当に不思議な話ですけど、息を引き取る瞬間、私は見ていました。そのとき、「愛している」と言って、彼女がその一言を言って…その一言…「愛している」と言って、そのまま旅立ちました。そういって旅立ったのが、なんというか、愛されていたのはよくわかっていたんですけど、最後の最後まで、愛していてくれたことに…なんとも言えませんね…。
お父様もお母様もわたくしも、お姉さまも、子供たちも、ずっとそばにいられたので、すごくよかったなと。私は、父を病院でなくしているので…病院のときとは違う、家族と一緒にいられたのは、かけがえのない時間を過ごせたと思います。