※この記事は2014年12月03日にBLOGOSで公開されたものです

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12月14日(日)に投開票が行われる衆議院議員総選挙。

「年末なので忙しい」という方や、急に決まった解散総選挙のため、「すでに仕事や旅行の予定を入れてしまった…」という方も多いのではないだろうか。

そういう方が投開票日と変わらずに投票を行うことができるのが「期日前投票制度」だ。宣誓書に投票日に投票できない理由などの記載が必要なこと以外は、投票日と同じ方法で投票することができる。昨年の参院選では、全国の有権者のうち12%がこの制度を利用した。

期日前投票は国政選挙以外でも行われており、愛媛県では昨年の参院選に続き、市長選や知事選の期日前投票所を大学のキャンパスに設置、学生の投票率が大幅に伸びたという事例がある。

今回の期日前投票期間は、きょう3日から投開票前日の13日(土曜日)まで、原則的には午前8時30分から午後8時までとなっている(一部投票所によっては異なる場合もある)。

以下、投票所の場所など、各都道府県の選挙管理委員会のウェブサイトを掲載した。(3日7時時点。詳細な情報が掲載されていない場合、選挙区を管轄する市区町村のウェブサイトや、郵送される投票案内等で確認を。)

ウェブサイト上で候補者や期日前投票に関する情報が極めて探しにくい自治体があるほか、大半がpdf形式での掲載になっているなど、期日前投票のさらなる浸透に向けては、情報提供の面での課題もありそうだ。

また、最高裁判所裁判官国民審査は7日からとされており、こちらも有権者の利便性では課題と言える。

各都道府県の選挙管理委員会

北海道・東北
北海道、 青森県、 岩手県、 宮城県、 秋田県、 山形県、 福島県

関東
茨城県、 栃木県、 群馬県、 埼玉県、 千葉県、 東京都、 神奈川県

中部
新潟県、 富山県、 石川県、 福井県、 山梨県、 長野県、 岐阜県、 静岡県、 愛知県

近畿
三重県、 滋賀県、 京都府、 大阪府、 兵庫県、 奈良県、 和歌山県

中国
鳥取県、 島根県、 岡山県、 広島県、 山口県

四国
徳島県、 香川県、 愛媛県、 高知県

九州・沖縄
福岡県、 佐賀県、 長崎県、 熊本県、 大分県、 宮崎県、 鹿児島県、 沖縄県