※この記事は2010年05月05日にBLOGOSで公開されたものです

今年配信されたブログエントリーの中で、話題になった5つの記事をピックアップしました。

意見



笑ってはいけない『ガキの使い』の作り方
てれびのスキマ
…日本テレビ系列で放送されている「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」のコーナーである「笑ってはいけないシリーズ」が出来るまでの裏話など。
こうして決まったロケ地で「いつどこで笑っても、すぐに黒子が出られるような体制にするために、芸人さんたちを１カ所に放りこんで、ありとあらゆる場所にカメラを仕掛け」るために膨大な数のカメラとスタッフが必要となってくる。

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「内定取消! 終わりがない就職活動日記」
Joe's Labo―――城繁幸
…内定の辞退を強要された女子大生が受けた企業からの仕打ちや企業のコンプライアンス意識についての疑問など。
実は、内定取り消し理由の25%は倒産である（厚労省発表）。「業績の悪化」と倒産でほぼ100%。50人以上の内定取り消して3カ月後に潰れた日本綜合地所のように、三途の川の手前でうろうろしているような会社が大半だと思われる。

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上村愛子はなぜ勝てなかったのか？
ハックルベリーに会いに行く―――岩崎夏海
…バンクーバーオリンピックで上村愛子選手がメダルを獲得できなかった理由を様々な“事例”を交えて解説。
彼女には、金メダルを取ったハナ・カーニーや、銀メダルを獲得したジェニファー・ハイルに、あえて自分の健啖家ぶりを見せつけるとか、風邪を引いた振りをして油断させるといった工夫や執念がなかった。もしそれがあれば、今回の結果はまた違ったものになっていたかも知れない。

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【赤木智弘の眼光紙背】東京オリンピックが実現しなくて本当によかった
眼光紙背
…東京オリンピックを実現させようとする石原都知事の発言、姿勢などについての疑問。
石原慎太郎が、東京オリンピック陸上唯一のメダリストである円谷幸吉を翼賛し、男子フィギュア史上初のメダリストである高橋大輔を腐すのは、円谷には自殺というドラマがある一方で、高橋にはスポーツ部分以外でのドラマが見えないからだろう。
　石原にとっては高橋大輔は「道徳を知らず、国を背負っていないゆとり教育の若者の一人」であるかのように見えているのだろう。
　ならば、「道徳を知って、国を背負う」とはなんだろうか？

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[書評] 1Q84 book3 （村上春樹）
極東ブログ―――finalvent
…村上春樹の著書である「1Q84 book」の書評。
　book3は、予想外の成功をもって一つの完結を迎えた。作者が批評の立場に立ってみせることで、かつての長編のように謎を放置するだけのことはなく、謎の回収を行った。生の強い意志が、作品の文学的な合わせ鏡を許しはしなかった。

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