※この記事は2010年04月06日にBLOGOSで公開されたものです

4月5日、「BLOGOS」の主旨にご賛同いただいたブロガーの方々の人数が累計200名を突破しました。
「BLOGOS」やブログにおける言論のこれからについて、参加ブロガーの方にコメントを頂きました。

▼堀江貴文氏（株式会社ライブドア元代表取締役社長CEO）
BLOGOS200名突破おめでとうございます。
既に大手新聞の比べ読みをするよりもクオリティの高い批評記事がタダで読めて私も活用しています。記者クラブ開放も遂に鳩山首相の会見が開放されたことで日本中にストレートニュースを配信するネットメディアも誕生しBLOGOSはますます発展していくに違いありません。
私も末席に入れさせてもらっているので、BLOGOSの発展に少しでも寄与できればと思っています。もっとアクセスを増やして私のブログにもアクセスが増えるようプロモーションもよろしくお願いします。

堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」
http://ameblo.jp/takapon-jp/
　　
▼池田信夫氏（株式会社アゴラブックス代表取締役、上武大学経営情報学部教授）
戦後しばらくの日本の世論を指導したのは、『世界』や『中央公論』などの論壇誌でした。丸山眞男などの「進歩的知識人」が、インテリを中心とする「革新勢力」の柱となりました。その後、メディアの大衆化にともなって、世論形成の中心は新聞・テレビに移りました。しかし今やその中心がインターネットに移ることは時間の問題です。しかしその情報にはノイズが多く、質的にはまだ伝統的なメディアに及びません。最近、 SNSが成長しているのは、そういうノイズをきらう人が増えているためでしょう。やはり最後は、人間がスクリーニングしないと情報の質を維持するのはむずかしいようです。BLOGOSも、そういう試みとして生まれました。幸い多くの読者に支持され、アクセスも急速に増えています。これがネット言論の質を高めて世論への影響力を増し、「ウェブ論壇」ともいうべきメディアになることを期待しています。

池田信夫 blog　 http://ikedanobuo.livedoor.biz/
アゴラブックス 電子出版プラットフォーム BETA　 http://www.agora-books.com/
アゴラ - 言論プラットフォーム　http://agora-web.jp/

▼堀義人氏（グロービス・グループ代表、グロービス経営大学院学長、グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナー）
これからのリーダーが備えるべき重要な資質の一つが、インターネット上で共感を得ながら発信する力である。いわゆるネット上での発信力だ。ネット上の発信が共感を呼び、ファンをつくり、新たな出会いを生む。その結果、化学反応が起こり次の協働の可能性が生まれるのだ。

BLOGOSには、200名のブロガーが集っていると言う。それだけ多くの知の発信があるのであれば、これはいわゆるネット上の「知の競演」とも言える。ジャッジは、読者だ。厳しい読者が、良い発信者を生む。読者も時間が限られている。良くないブログには、無視するか「ブーイング」をし、良い発信には「ブラボー」と賞賛を与えて欲しい。その厳しい判定のプロセスを経て、日本全体の知のレベルが向上していくのである。

グロービス・グループ　 http://globis.co.jp/
グロービス経営大学院　http://mba.globis.ac.jp/
グロービス・キャピタル・パートナーズ　http://www.globiscapital.co.jp/
　　
▼片山さつき氏（評論家・千葉商科大学大学院教授）
BLOGOSに呼んでいただいて、「こんな財政や金融の専門的な話でいいのかな」とおもいながらも、今の経済政策があまりにもひどいので、書き始めました。
結果的に、専門的なものほど、編集サイドの見識ある取り上げ方と、読者のみなさんの経済リテラシーに助けられて、高い評価と多くのアクセスを得ることが出来、１位も何度かとらせていただきました。政策論を冷静に伝える場として、私自身のブログにアクセスしていただいていない方とのインタラクティブ・コミュニケーションをひろめる可能性の場として、有効に活用させていただいております。
日本においては、「自由」という言葉は、右からも左からも攻撃されやすい言葉です。右は、国家主義から戦前的な統制主義に向かい、左は社会主義から管理統制に向かう。今こそ、日本は「自由」を自覚を持って守らなければいけない時。
自由の、経済的側面は、市場、政治的側面は、民主主義。両者は車の両輪です。
BLOGOSに参加して、同じ思いの同志がたくさんいらっしゃることを知り、「日本はまだまだ捨てたものじゃない、再生の可能性はあり」、と感じているこのごろです。

片山さつき公式ホームページ　 http://www.satsuki-katayama.com/
片山さつきOfficial Blog　 http://satsuki-katayama.livedoor.biz/


これからも、従来のマスメディアとは違った切り口、提供方法で様々なニュースを深く掘り下げ、ブロガーと読者ユーザーが自由に討論できる双方向言論プラットフォームとしてのサイトの活性化を図ります。