明治安田生命J2リーグ第16節の9試合が21日に各地で行われた。

3位のアルビレックス新潟は2位の横浜FCをホームに迎えての上位対決。立ち上がりの1分にボックス手前左から小見が右足のミドルシュートを放つと、相手GKが弾いたところを三戸が押し込み、いきなり先制に成功する。

素晴らしい滑り出しを見せたホームチームは、6分にも追加点を奪取。アタッキングサードでの軽快なコンビネーションから、ボックス中央の三戸が後方にワンタッチで落とし、これを受けた小見が右足のシュートをゴール右に叩き込んだ。

2点リードで試合を折り返した新潟。50分にも小見がゴール前で相手DFからボールを奪うと、相手GKとの1対1を冷静に仕留めて、3-0とした。

その後も常に主導権を握って試合を進めたホームの新潟は、相手に決定的なチャンスを与えることなく3-0で勝利。横浜FCと入れ替わり、2位に順位を上げた。

また、 NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャvsベガルタ仙台が行われた。

リーグ首位を走る仙台は、序盤から相手ゴールに迫る中で、30分に決定機を迎える。自陣からのスルーパスでボックス左に抜け出した内田がグラウンダーで中央に折り返し、走り込んだ名倉がゴール右に押し込んだ。

先手を取ったアウェイチームは39分、左CKを獲得。キッカーの遠藤が鋭いボールを入れると、ニアサイドで若狭が頭でフリックし、これに反応した富樫がゴール右にヘディングシュートを決めた。

2点ビハインドで前半を終えたホームの大宮だったが、54分にロングカウンターから1点を返す。自陣でボールを奪い、浮き球のスルーパスを前線に送ると、ボックス右に抜け出したのは富山。巧みなフェイントで相手DFをかわし、右足を振り抜くと、ゴール左に決まった。

1点を返された仙台だったが、60分にはフォギーニョが豪快なミドルシュートを突き刺して3点目を記録。さらに82分には、後半から途中出場のフェリペ・カルドーゾがヘディングシュートを決め、大きくリードを広げた。

後半アディショナルタイムにはホームチームに一点を返されるも、2-4で仙台が勝利。3ポイントを上乗せして、首位をキープした。

その他、ファジアーノ岡山は大分トリニータをホームで1-0で破り、4位に浮上。ここまで3連勝と好調だった秋田は、東京ヴェルディをホームに迎え、一時は3点のビハインドを負うも、意地を見せて3-3のドローに持ち込んでいる。

◆第16節

5/21(土)

ロアッソ熊本 1-1 ジェフユナイテッド千葉

ブラウブリッツ秋田 3-3 東京ヴェルディ

大宮アルディージャ 2-4 ベガルタ仙台

アルビレックス新潟 3-0 横浜FC

ツエーゲン金沢 1-1 モンテディオ山形

徳島ヴォルティス 0-1 栃木SC

水戸ホーリーホック 3-0 いわてグルージャ盛岡

ファジアーノ岡山 1-0 大分トリニータ

FC琉球 1-1 ヴァンフォーレ甲府

5/22(日)

《14:00》

FC町田ゼルビア vs ザスパクサツ群馬

レノファ山口FC vs V・ファーレン長崎

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