井上尚弥【写真:AP】

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“同門”のIBF世界フライ級王者サニー・エドワーズ

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は6月7日に行われるWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との王座統一戦に挑む。勝てばWBO同級新王者のポール・バトラー(英国)との4団体統一の機運が高まる中、英国の“刺客”がバトラーに対して挑戦状を送っている。米プロモート会社「プロベラム」公式サイトが報じている。

 ドネアも所属する同社は、プロモートするIBF世界フライ級王者のサニー・エドワーズ(英国)のインタビューを掲載。井上が主戦場とするバンタム級から2つ下の階級で18戦全勝を誇る男は、規律違反でベルト剥奪となったジョンリエル・カシメロ(フィリピン)に代わり新王者となったバトラーに対して「ポール・バトラー戦に関しては、10億%真剣なんだ」と挑戦状を叩きつけたという。

 バトラーもプロベラム所属で“同門対決”となるが、エドワーズは「プロベラム内のファイトになる。英国人同士の世界タイトル戦になるけれど、実現するとは思えないな。オレがポール・バトラーなら自分からは絶対に近づくことはないだろう。そういう反応になると思うよ」と挑発。一方で、バトラーは海外メディアに対し、次戦で井上対ドネア戦の勝者と戦う意向をすでに明らかにしている。

(THE ANSWER編集部)