女性への「ちゃん付け」もうNG? 太田光、呼び方の難しさ語る「今は何も許されない気が...」
お笑いコンビ・爆笑問題の太田光さんが2022年3月20日放送のラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)で、女性の呼び方について持論を展開した。
「そういう、まだ許された時代」
同番組のアシスタントを務める良原安美アナウンサーは、4月から山本里菜アナウンサーに代わってワイドショー番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)の進行アシスタントを担当する。同ラジオの担当も離れることになるという。
良原アナは、番組冒頭で「(同ラジオの出演が)あと一回になっちゃいました」と悲しそうに話し出した。
「何が寂しいって、『アミーゴ』っておふたりから呼ばれなくなるじゃないですか、たぶん。サンジャポでは。おふたりから『良原アナ』って呼ばれるとすごい距離を感じるっていうか、寂しさを感じちゃうんですよね」
爆笑問題の2人は、「アミーゴ」というあだ名で呼ぶと視聴者から批判の声が上がるだろうと口々に返した。
田中さんが、サンジャポではこれまでのアシスタントも苗字で呼んでいたと語ると、太田さんは歴代アナウンサーの呼び方を振り返った。
「田中みな実は『田中みな実』(呼び)。フルネームで。青木(裕子)は『ゆうこりん』。そういう、まだ許された時代。今は何も許されない気がしちゃって」
女性をあだ名で呼ぶことで、批判が起こる可能性を感じているという。
「女性差別みたいになるんじゃないかって」
田中さんからは、あだ名を禁止する学校もあるとの話も出た。そうした中で太田さんは、女性の呼び方に気を使う機会が増えたと語った。
「女性差別みたいになるんじゃないかって。なんかほら、なんとか『ちゃん』っていうのも微妙でしょ。気になる人もいるっていうね。それをテレビで流すのはどうなんだって。アイドルに対しても何々『ちゃん』と呼ばないほうがいいと言ってる人もいるからね」
爆笑問題の2人は、田原俊彦さんのあだ名「トシちゃん」は気にならないとのジョークを挟みつつも、女性の呼び方について頭を悩ませることがあると語った。