寝る前はカーテンを閉めるor少しあける。朝目覚めがいいのはどっち?
手足が冷えて眠れない、寒くて朝起きられない…。冬でもぐっすり眠るために必要なのは、正しい知識と快眠のための環境づくり。間違いがちな冬の睡眠法を医師や睡眠のプロが判定します。
プロが判定!冬の快眠のために正しいのはどっち?
よく眠って、翌朝すっきり迎えたい。そんな快眠の正しい環境づくりについて、青山・表参道睡眠ストレスクリニック院長の中村真樹先生と、睡眠コンサルタントの友野なおさんに伺いました。
Q:なかなか寝つけないときは 羊を数える or 深呼吸をする
A:快眠のためにはストレス厳禁。深く呼吸をしてリラックス
「寒さを克服しても、なかなか寝つけないのは、気になることがあるから。そんなときに数を数えていると、目がさえるばかり。ゆっくりと深呼吸するのが有効です」(中村先生)
「スマホなどで猫背になっている人が多く、呼吸が浅くなりがちです。眠る前だけでも胸を大きく開き4秒吸って、6秒吐く。この深呼吸を10回繰り返すだけで、寝つきがよくなり、深い眠りに就けますよ」(友野さん)
Q:カーテンは あけたまま or 閉める
A:体内時計を整えるためにも、カーテンは閉めて眠る
「夏は5時くらいにはすっかり明るくても、冬は日の出が遅く、しかも明け方は寒いもの。カーテンのあけ閉めは明るさの調節だけではなく、断熱効果があるため閉めた方がいいです。体内時計を整えるためにも、朝起きたらカーテンをあけて日光をとり入れることを習慣に」(中村先生)
●心地よい快眠をサポートするアイテム
・ストレスを緩和し、睡眠の質が向上
一時的な精神的ストレスがかかる状況での睡眠の質を高める効果が実証された乳酸菌飲料Yakult(ヤクルト)1000 100ml ¥141 機能性表示食品(ヤクルト)
・睡眠系のアミノ酸「グリシン」を配合
日々のエネルギー補給をはじめ、グリシン配合で、栄養不良に伴う眠りの浅さなどを改善する。
リポビタンDX90錠 ¥4268【販売名】リポビタンtb 加齢に伴う身体不調の改善・予防指定医薬部外品(大正製薬)
・換気・加湿・除湿で寝室の空気が快適に
室外機に「高分子収着材」を搭載し、換気・加湿・除湿までできるすぐれもの。
ルームエアコンエオリアLXシリーズ オープン価格(パナソニック)
・就寝から目覚めまで明かりがサポート
ほんのり点灯する「夜間モード」や徐々に明るくなる「お目覚めモード」などを搭載
パルックLEDシーリングライト HH-CF1070A オープン価格(パナソニック)
●自分なりの“入眠儀式”を習慣化して快眠を得ましょう
「冬は寝室の温度を16〜17℃に保つよう、暖房器具は積極的に活用しましょう。羽毛布団だけで寒ければ、布団の上に毛布を重ねると、より暖かく眠ることができます。なかなか寝つけないという人は、眠る前にヨガで呼吸を整えるなど、自分なりの入眠儀式を決めて、毎日続けることが有効です」
友野さんおすすめの睡眠習慣は下記の3つ!
1:ホットタオルで目元を温めると、手足が温かくなり、リラックスもできる
2:好きな香りをアロマディフューザーや枕にスプレーする
3:5秒間全身に力を入れ、5秒間脱力する、筋肉弛緩運動を3〜5セット
まだまだ寒い日が続きますが、上手に眠ってはつらつとした日を送りたいですね。