40代の収納。まな板もリモコンも浮かせれば断然掃除がラクになる
日々の掃除をラクにするには、床や棚の上にものを置かないようにすることが大切。掃除機がけ、ふき掃除のときにいちいちどかせる手間が省けるからです。鹿児島の整理収納アドバイザー、サチさんも家の至るところでものを直置きしない「空中収納」を心がけています。今回は空中収納のつくり方、コツを詳しく教えていただきました。
キッチンでは耐水フックでまな板を浮かせる!
疲れやすくなる40代は、なるべく手間暇を省いてラク家事を心がけたいもの。
キッチンのワークトップはこまめにふき掃除をしたいエリア。ものを出しっぱなしにしておくと、いちいち移動させてふくというのがおっくうになりそうです。
とはいえ、まな板などよく使う調理器具はしまい込むとカビや臭いの原因になることも。そこでサチさんは、使ったあとしっかり乾燥させたいまな板を空中収納しています。
やり方は簡単。作業台の立ち上がり部分に耐水性の粘着フックを2つ設置するだけ。
「フックに引っ掛けるようにまな板をのせるだけの収納です。これなら宙に浮いているので通気性抜群。それに作業台は常にあいた状態。調理の邪魔にならないし、ふき掃除もラクラクです。クリアタイプのフックなので目立たないのもポイント!」
「まな板の専用スタンドを使ってももちろんいいのですが、フックの空中収納ならスタンドをどかせる手間を省けます。ミニサイズだったり、引っかけられる穴がついているようなまな板は、レンジフードなどに吊るす収納もおすすめですよ」
●リモコンは両面テープフックを使えば壁にとりつけ可能!
リビングでは、散乱しがちなリモコンを空中に浮かせてすっきり収納。
リモコンは付属品として壁に直接取りつけるリモコンホルダーを使う、テレビ台に直接置く、リモコンスタンドを使って収納する人が多いのではないでしょうか。
「わが家では壁にホルダーを設置していましたが、ホルダーの溝にスライドし損ねて落としてしまうことも。使い勝手があまりよくなかったんです。そこで、セリアの壁にスッキリ収納できる両面テープフックを導入することにしました」
「壁にリングフック、リモコンにフックを貼りつけるだけ。戻すときはリングに差し込むだけで空中収納できるすぐれものです。収納した状態ではフックがまったく見えないので、見た目もすっきりします」
この両面テープフックは、耐荷量約800g。リモコンの重さを確認して設置することをおすすめします。
リモコンの空中収納は、テレビまわりのふき掃除がラクになるのはもちろん、リモコン迷子も防げるので一石二鳥。