「じゃがりこ」の”りこ”って何?「たべっ子どうぶつ」にキリンとワニが入っていない理由は?|テレ東プラス
2月11日(金)夜9時からは「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」を放送。「テレ東プラス」では、1月21日に放送された番組の中から、「大ヒットお菓子のうんちく」の内容をプレイバックします。
まずは、大ヒット商品の宝庫! スナックメーカーのうんちくから。1949年創業の日本を代表するスナックメーカー「カルビー株式会社」。広報部の幕内さんが、「これを知っていたら、とってもかし(菓子)こくなれますよ!」と、うんちくを教えてくれました。
カルビーの社名の由来は、ある2つの言葉を組み合わせて出来ています。それはいったい何と何でしょうか? ヒントは、人間の身体に欠かせないもの。
正解は、「カルシウム」と「ビタミンB1」。社名が考えられた当時は、戦争の影響で深刻な食糧難。創業者・松尾孝は、「人々の健康に役立つ食品を提供したい」という思いから、"カル"シウムとビタミン"B"1を合わせて「カルビー」という名前をつけました。
創業当時は、胚芽を薬草に混ぜたダンゴなど、米や麦に代わる健康食品を開発。やがて人々に食糧が行き渡り、お菓子の開発・販売へとシフトしていったのです。
カルビーといえばスナック菓子ですが、初期の頃はキャラメルを販売していました。甘いお菓子が少なかった時代、子どもたちに大人気の看板商品に。
そして現在の人気ナンバーワン商品「じゃがりこ」にも意外なうんちくが。じゃがりこの「じゃが」はじゃがいもですが、「りこ」は何のことでしょう?
正解は、女性の名前。開発担当者の友人である「りかこさん」が、じゃがりこの試作品を美味しそうに食べる姿を見て、「じゃがいも」+「りかこ」=「じゃがりこ」になったそうです。ちなみにキャラクターがキリンの理由は、「食べ出したらきり(キリン)がないお
菓子」だから。
続いては、子どものおやつの定番・人気菓子メーカーのうんちく。
創業92年の「株式会社ギンビス」。「たべっ子どうぶつ」や「アスパラガス」などの看板商品が幅広い世代に大人気ですが、広報課の坂井さんにはどうしても言いたいうんちくがあるそう。社名の「ギンビス」はある言葉を略したのが由来ですが、いったいそれは何? ちなみに、「ビス」はビスケットです。
正解は「銀座で一番美味しいビスケット」。1945年から「銀座ベーカリー」という名前で菓子製造とともにレストランを経営していたギンビス。そこではビスケットが大人気で、「銀座で一番美味しいビスケットを作ろう」という思いから「ギンビス」と名付けられました。
ちなみに動物関係の商品が多い理由は、創業者の宮本芳郎が大の動物好きだったため。なんとペットとして子熊も飼っており、会社のロゴにしてしまったほど。
看板商品の「たべっ子どうぶつ」にもうんちくが。46種類の動物型のビスケットが入っているたべっ子どうぶつですが、なかにはバクやヤマアラシ、孔雀などの珍しい動物も。しかし、パッケージにも描かれているキリンやワニは入っていません。
その理由は、ビスケットにすると割れやすいから。当初、イラストとビスケットの型は同時進行で開発が進められていました。しかし首が長いキリンや尻尾の長いワニは、ビスケットで再現すると割れやすいため、入れなくなったとのこと。坂井さんによると、ほんの少し電子レンジで温めると工場での出来立て感を味わえるそうなので、ぜひお試しください!
2月11日(金)夜9時からは、ゲストに王林(りんご娘)を迎えて、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【開かずの金庫開けまくりで黄金の○○&人気菓子の秘密】を放送。
▼開かずの金庫を開けろ!
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▼大ヒット商品のうんちく
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どうぞお楽しみに!