がんばってつくった料理なのに、なぜかいつもと代わり映えしない…。そんな悩みはありませんか? テーブルをおしゃれに演出するには、「器選び」と「盛りつけ」が大切。ちょっとした法則を知れば、今日から食卓が変わるかもしれません。盛りつけ教室を主宰する、フードスタイリストの河合真由子さんにコツを教わりました。

茶色い肉おかずは、縁にポイントがある器を選ぶ

 

鶏の照り焼きや豚のショウガ焼きなどの主菜は、盛りつけても平らで高さが出ず、のっぺりとした印象になりがち。

「地味になりそうな茶色系のおかずは、縁にポイントがある器に盛ることで、お皿のなかが華やいで見えます」(河合さん)

 

・Mawaribana プレートL(直径25.6×高さ2.4cm)電子レンジ○、食洗機○ \3080(アイユー)

 

●1品料理の日も、オーバル皿なら見栄えよく

 

パスタやカレーなど一品料理の盛りつけに新鮮さを加えてくれるのが、楕円形のオーバル皿。

「器の形が変わるだけで普段とは違う印象になりますよ。パスタをセンスよく盛りつけるには、高さを出すことを意識しましょう。小さめのオーバル皿にたっぷり盛ってもかわいいですね」(河合さん)

 

・ソルベ オーバルプレート(各幅25×奥行16×高さ2.4cm)電子レンジ×、食洗機× 各\2200(ともに4th-market)

●副菜の器は、おかずの形に合わせて選ぶ

小皿や小鉢、豆皿などの器は、色違いでそろえておくと見栄えよく盛りつけられます。器を使い分けて食卓にメリハリをつけるには、おかずの形ごとに相性のよいものを選ぶことがカギになるんだそう。

 

厚揚げは丸い小皿、おひたしは小鉢に。

「形がはっきりしないものは小鉢に盛りつけると自然と立体感が出せます。同じ形の器なら、色違いで並べても統一感がありますよ」(河合さん)

 

・SHIONARI アーモンドディッシュ(各幅9.3×奥行9.2×高さ3.6cm) 電子レンジ○、食洗機○ 各\990 (ともにユミコ イイホシ ポーセリン 東京)