多様なニーズに合わせたワーケーションプランを!「沖縄ワーケーションテック・アイデアソン2021」開催
「沖縄ウエルネスケーション」を提案している沖縄県は2021年11月17日(水)〜19日(金)の3 日間、大手企業やスタートアップなど業種や専門分野の異なる6社参加による「沖縄ワーケーションテック・アイディアソン2021」を開催した。沖縄ウエルネスケーションでは、豊かな自然や穏やかな雰囲気のなか、年間を通して密にならない屋外アクティビティが楽しめる沖縄の資源を活用しながら、心身ともにリフレッシュして生産性の高い仕事ができる「沖縄ウェルネスワーケーション」を提案している。
■最優秀賞はGA テクノロジーズ社のアイデア「Be.Okinawa WORKATION DESIGNER」
アイディアソンには、パナソニック 共創ラボ、ライオン イノベーション、GAテクノロジーズ、Point 0(セイコーエプソン/丹青社/TOA)、neurowear、WOTAの6社が参加。17日・18日は、参加チームが6エリアに分かれ、地域特性を活かしたウェルネスワーケーション体験を通じ、お題である『 沖縄ワーケーションがもたらす「ウェルネス」や「感性」の効果をより高める、沖縄ならではの「ワーケーションテック(ソリューションやテクノロジー)」のアイデア 』を創出した。
最優秀賞に選ばれたアイデアは、GAテクノロジーズ社の「Be.Okinawa WORKATION DESIGNER」。アルゴリズムを活用し、目的に応じたワーケーションプランの提案や、旅中の行動ログによる追加プラン提案、データ蓄積による提案精度向上までをトータルデザインしたプログラムが受賞した。
審査員のマッシグラ沖縄タイムス代表・金子智一氏は「これからワーケーションにいらっしゃる方がすぐに実行できて、行く人も受け入れる側も楽になる」と高く評価。 GAテクノロジーズ社の担当者は、「沖縄で出会った皆さんに感謝したい。ぜひこのアイデアを実現できたらうれしいです」と喜びのコメントを語った。
最優秀賞に選ばれたGAテクノロジーズ社のチーム
ウェルネス賞を受賞したPoint 0の「おばあと働く」は、中部エリアでのワーケーション体験から、年間を通して過ごしやすい気候、沖縄独自の文化に加え、偶発的なコミュニケーションが盛んであることに注目し、「オフィスにおばあを!」をコンセプトに沖縄の住民と来訪者をマッチングすることで、地域とワーケーションが繋がる共創型ソリューションを提案した。
感性部門賞を受賞したneurowearはワーケーション中の”ひらめき”を即時記録できるアイデアが評価された。
イベント全体の総評として、審査委員長の沖縄県 真鳥洋企氏は「沖縄の観光を振興していく上でヒントになるようなことがたくさん発見できた。今後の新しい展開にぜひ取り組んでいきたい」とコメント。いずれのチームも、沖縄県の魅力を活かしたユニークなアイデアが飛び交うプレゼン大会となった。
なお、受賞者には2022年2月に行われる日経新聞主催セミナーへの登壇権利が贈られる。
■参加チーム体験プラン
那覇エリア+慶良間諸島「オン・オフバランス型」
都市機能と首里・琉球文化が融合した那覇エリアでは、仕事の合間に首里を散策したり、首里の伝統工芸体験をするなど、オンとオフのバランスを取りながらのワーケーションが可能です。今回WOTAチームは慶良間諸島の水環境視察に加え、のんびり金城町を散策するなど、オンオフメリハリのあるワーケーションを体験した。
南部エリア 「のんびりリラックス型」
自然と土地の文化が融合した南部エリアでは、のどかな 風景の中、のんびりリラックスしながらのワーケーションが可能です。neurowearチームは、斎場御嶽を訪れてインスピレーションを得たり、フェリーで久高島に渡るなど、「移動しながらのブレスト」を実施。体験中のひらめきを形にした、ユニークなアイデアがとても印象的だった。
中部エリア「文化刺激型」
多様な文化が融合した中部エリアでは、グスクや集落などの歴史文化から、工芸文化、異国情緒溢れる多国籍文化まで、沖縄の“チャンプルー(ごちゃ混ぜ)”なカルチャー体験が可能だ。今回Point0チームは、やちむんや城跡などの文化体験に加え、カヤックなどのアクティビティも満喫。沖縄独自の文化が、アイデア発想につながった。
北部エリア 「ネイチャーリフレッシュ型」
自然豊かなやんばるの森や、長寿文化が息づく北部エリアでは、 リフレッシュしながら、すっきりと集中して仕事をすることが可能だ。今回ライオンチームは、やんばるの森トレッキングやマングローブカヤックなど、北部の大自然を満喫。沖縄でのチームビルディングにより、ぐっと関係の深まった仲間たちと、活発な意見交換を行った。
宮古エリア「マリンリゾート型」
沖縄の代名詞とも言える青い海で有名な宮古エリアでは、目の前に海を感じる解放的かつ非日常 空間の中、フレッシュな気持ちで仕事に取り組むことができる。今回、GAテクノロジーズチームは、宮古の神秘的な魅力が満喫できる鍾乳洞探検やヤシガニツアーなどを体験。リゾートホテルでのワークで集中力を高め、ピッチに挑みました。
八重山エリア「自然体験宝庫型」
星空保護区にも指定されている、豊かな自然を有する八重山エリアでは、島ごとの特色を活かしたバリエーション豊かな「自然体験」を楽しむことが可能だ。パナソニックチームは今回、SUPなどのマリンアクティビティに加え、ビーチヨガや、竹富島での水牛車体験などを満喫。離島ならではの自然体験からインスピレーションを得ていた。
※現地ツアー会社の規定によりアクティビティ中のマスク未着用が許可された場合や、撮影時のみなど、感染対策に留意した上でマスクを外している
■沖縄ワーケーション事業とは
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、「新しい生活様式」として、都市と地域の両方で働く新たな暮らしのスタイルが求められている今、沖縄県は2つの戦略を持ってワーケーションを推進している。
一つ目は、沖縄県の新たな観光ツールとしてのワーケーションを確立させていく。二つ目に、沖縄ワーケーションを定着させ、交流人口から関係人口の創出・拡大に繋げていく。そのために昨年度は、ニーズ・受入環境の調査、沖縄ワーケーション・モデルプランの作成、モニターツアー、プロモーションの実施に取り組みました。今年度からは、造成したモデルプランを活用して各種プロモーションを行い、沖縄でのワーケーションを促進していくとしている。
ワーケーションには「三密回避」といったコロナ禍において生まれた新しい価値観、「健康意識の向上」などのニーズの変化、リモートワークという新しい働き方から生まれる「社員交流の減少」や「労働環境改善」といった企業の課題などがあるとされている。その中で沖縄県は、美しい海や豊かな自然、穏やかな雰囲気の非日常空間で、心身ともにリフレッシュしながらも、快適かつ生産性の高い仕事ができる環境を備えた、沖縄県ならではのワーケーションを提案していくとしている。
■沖縄県公式ホームページ
■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook
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アイディアソンには、パナソニック 共創ラボ、ライオン イノベーション、GAテクノロジーズ、Point 0(セイコーエプソン/丹青社/TOA)、neurowear、WOTAの6社が参加。17日・18日は、参加チームが6エリアに分かれ、地域特性を活かしたウェルネスワーケーション体験を通じ、お題である『 沖縄ワーケーションがもたらす「ウェルネス」や「感性」の効果をより高める、沖縄ならではの「ワーケーションテック(ソリューションやテクノロジー)」のアイデア 』を創出した。
最優秀賞に選ばれたアイデアは、GAテクノロジーズ社の「Be.Okinawa WORKATION DESIGNER」。アルゴリズムを活用し、目的に応じたワーケーションプランの提案や、旅中の行動ログによる追加プラン提案、データ蓄積による提案精度向上までをトータルデザインしたプログラムが受賞した。
審査員のマッシグラ沖縄タイムス代表・金子智一氏は「これからワーケーションにいらっしゃる方がすぐに実行できて、行く人も受け入れる側も楽になる」と高く評価。 GAテクノロジーズ社の担当者は、「沖縄で出会った皆さんに感謝したい。ぜひこのアイデアを実現できたらうれしいです」と喜びのコメントを語った。
最優秀賞に選ばれたGAテクノロジーズ社のチーム
ウェルネス賞を受賞したPoint 0の「おばあと働く」は、中部エリアでのワーケーション体験から、年間を通して過ごしやすい気候、沖縄独自の文化に加え、偶発的なコミュニケーションが盛んであることに注目し、「オフィスにおばあを!」をコンセプトに沖縄の住民と来訪者をマッチングすることで、地域とワーケーションが繋がる共創型ソリューションを提案した。
感性部門賞を受賞したneurowearはワーケーション中の”ひらめき”を即時記録できるアイデアが評価された。
イベント全体の総評として、審査委員長の沖縄県 真鳥洋企氏は「沖縄の観光を振興していく上でヒントになるようなことがたくさん発見できた。今後の新しい展開にぜひ取り組んでいきたい」とコメント。いずれのチームも、沖縄県の魅力を活かしたユニークなアイデアが飛び交うプレゼン大会となった。
なお、受賞者には2022年2月に行われる日経新聞主催セミナーへの登壇権利が贈られる。
■参加チーム体験プラン
那覇エリア+慶良間諸島「オン・オフバランス型」
都市機能と首里・琉球文化が融合した那覇エリアでは、仕事の合間に首里を散策したり、首里の伝統工芸体験をするなど、オンとオフのバランスを取りながらのワーケーションが可能です。今回WOTAチームは慶良間諸島の水環境視察に加え、のんびり金城町を散策するなど、オンオフメリハリのあるワーケーションを体験した。
南部エリア 「のんびりリラックス型」
自然と土地の文化が融合した南部エリアでは、のどかな 風景の中、のんびりリラックスしながらのワーケーションが可能です。neurowearチームは、斎場御嶽を訪れてインスピレーションを得たり、フェリーで久高島に渡るなど、「移動しながらのブレスト」を実施。体験中のひらめきを形にした、ユニークなアイデアがとても印象的だった。
中部エリア「文化刺激型」
多様な文化が融合した中部エリアでは、グスクや集落などの歴史文化から、工芸文化、異国情緒溢れる多国籍文化まで、沖縄の“チャンプルー(ごちゃ混ぜ)”なカルチャー体験が可能だ。今回Point0チームは、やちむんや城跡などの文化体験に加え、カヤックなどのアクティビティも満喫。沖縄独自の文化が、アイデア発想につながった。
北部エリア 「ネイチャーリフレッシュ型」
自然豊かなやんばるの森や、長寿文化が息づく北部エリアでは、 リフレッシュしながら、すっきりと集中して仕事をすることが可能だ。今回ライオンチームは、やんばるの森トレッキングやマングローブカヤックなど、北部の大自然を満喫。沖縄でのチームビルディングにより、ぐっと関係の深まった仲間たちと、活発な意見交換を行った。
宮古エリア「マリンリゾート型」
沖縄の代名詞とも言える青い海で有名な宮古エリアでは、目の前に海を感じる解放的かつ非日常 空間の中、フレッシュな気持ちで仕事に取り組むことができる。今回、GAテクノロジーズチームは、宮古の神秘的な魅力が満喫できる鍾乳洞探検やヤシガニツアーなどを体験。リゾートホテルでのワークで集中力を高め、ピッチに挑みました。
八重山エリア「自然体験宝庫型」
星空保護区にも指定されている、豊かな自然を有する八重山エリアでは、島ごとの特色を活かしたバリエーション豊かな「自然体験」を楽しむことが可能だ。パナソニックチームは今回、SUPなどのマリンアクティビティに加え、ビーチヨガや、竹富島での水牛車体験などを満喫。離島ならではの自然体験からインスピレーションを得ていた。
※現地ツアー会社の規定によりアクティビティ中のマスク未着用が許可された場合や、撮影時のみなど、感染対策に留意した上でマスクを外している
■沖縄ワーケーション事業とは
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、「新しい生活様式」として、都市と地域の両方で働く新たな暮らしのスタイルが求められている今、沖縄県は2つの戦略を持ってワーケーションを推進している。
一つ目は、沖縄県の新たな観光ツールとしてのワーケーションを確立させていく。二つ目に、沖縄ワーケーションを定着させ、交流人口から関係人口の創出・拡大に繋げていく。そのために昨年度は、ニーズ・受入環境の調査、沖縄ワーケーション・モデルプランの作成、モニターツアー、プロモーションの実施に取り組みました。今年度からは、造成したモデルプランを活用して各種プロモーションを行い、沖縄でのワーケーションを促進していくとしている。
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■ITライフハック
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