GoogleがPixel 6の「指紋認証が遅い問題」を改善するアップデートを配信
2021年11月16日、Googleが「Pixel 6/6 Pro」向けに、指紋センサーのパフォーマンス改善を含むソフトウェアアップデートを配信しました。記事作成時点で、Google Storeから購入した端末向けにアップデートが配信されていることを確認しています。
November software update for Pixel 6 and Pixel 6 Pro (US and Japan only, selected carriers) - Google Pixel コミュニティ
Googleは11月16日、アメリカの主要キャリアと日本のKDDI、NTTドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルがサポートする「Pixel 6/6 Pro」向けに、ソフトウェアアップデートを実施すると発表。また、Google Storeで販売するSIMロック解除済み端末には「11月中に配信する」と記しています。このアップデートで、指紋センサーのパフォーマンス改善およびマイナーなバグ修正が行われるとGoogleは説明しています。
「Pixel 6/6 Pro」は光学式のディスプレイ内指紋認証を搭載していますが、この指紋認証機能は各国のユーザーから「認識速度が遅い」と指摘されていました。これについて、Googleは「強化されたセキュリティアルゴリズムを使用しており、指紋認証に時間がかかったり、長時間センサーとの接触が必要になったりすることがある」と説明していました。
Pixel 6の指紋認証が遅い理由は? - GIGAZINE
日本向けの端末については、KDDIおよびソフトバンクが11月17日から配信を開始しています。また、記事作成時点でGoogle Storeから購入したSIMフリー端末向けにもアップデートが配信されていることを確認しています。アップデートは、「設定」「システム」「システム アップデート」の順にタップして行います。アップデート後の端末のビルド番号は、Googleが発表した指紋センサー改善済みビルドの「SD1A.210817.037」となっていました。