東京オリンピックの自転車競技男子個人のロードレースに出場した宇都宮ブリッツェン所属の増田 成幸選手に5日、宇都宮市の市長特別賞が贈られました。

宇都宮市の市長特別賞は文化やスポーツの分野で優れた成績を収め市の魅力を高めた人や団体に贈られるものです。増田選手は東京オリンピックで全長244キロのコースで各国の代表選手130人がタイムを競う自転車競技男子個人のロードレースに出場しました。

暑さとの闘いもあり45人が途中棄権する過酷なレースとなる中、増田選手は6時間25分16秒の84位で完走を成し遂げました。

増田選手によりますとオリンピック期間中には所属する宇都宮ブリッツェンに宇都宮市民からの応援メッセージが寄せられ、とても励みになったということです。

市長特別賞を贈った佐藤 栄一市長は「過酷な環境の中で完走したのは素晴らしい。自転車のまちとしての看板にさらに磨きがかかった」と活躍を称えました。