宇都宮市が創業間もないベンチャー企業の支援を行う「宇都宮アクセラレーター」で今年度の支援が決まった企業の事業開始となるキックオフイベントが29日宇都宮市内で行われました。

宇都宮市は、2018年から市内の活性化を目的にベンチャー企業に対してアドバイスや実証実験の場所を提供することなどを通して企業の成長を加速させる支援事業に取り組んでいます。

今年は全国から過去最多の45社から応募があり、観光やスポーツなど幅広い分野から10社が支援対象として採択されました。

この日は宇都宮市内の会場で支援事業のキックオフイベントが開かれ、採択企業の代表者が事業のプレゼンテーションを行いました。

このなかで、サバイバルゲームを手掛ける「フォレストーリー」は 宇都宮市の森林公園をゲームの舞台にプラスチックの弾丸を光線銃に変えることで気軽に参加できるバスツアーを企画。

餃子などの食や、大谷資料館の観光などをからめて大谷地区周辺のマイクロツーリズムを提案しました。

ほかにも歯科技工所を経営する「みらいデンタル企画」はスポーツ用のマウスガードをプロスポーツの選手に提供し発信力の強い選手を通して市民へ歯の大切さをPRしていくと語りました。

採択された企業は、これから4カ月間、事業に取り組み結果を来年3月15日に報告します。