栃木を元気にしようと新しいプロレス団体が誕生したのを皆さんご存知でしょうか。

熱い思いでさまざまなチャレンジを仕掛ける予定で3日は意外な場所にリングが登場します。

スピード、迫力、そして激闘。プロレス団体が栃木県にできました。ズバリ「栃木プロレス」。

大手プロレス団体zero1率いる大谷晋二郎選手と宇都宮市の産業廃棄物処理業のウスイ産業が立ち上げました。

上三川町にある練習場は資材置き場の敷地内。あっという間に屋根を作りリングを完成させました。

スクワットを連続300回、毎日厳しい練習を積んでいます。

栃木プロレスの選手は8人。zero1の若手選手で構成されています。

エースとして活躍する北村彰基選手です。

北村選手:「コロナの影響でプロレス界にも大きなダメージがあった。引退を考えた時にオーナーの臼井社長が『栃木でプロレスをやるから』とzero1の若手に声をかけてくれた。」

リング上では相手を威圧するような鋭い表情を見せる選手たちですが・・

別の顔も見逃せません。彼らのうち6人は寮生活で朝ごはんはみんなで囲みます。昼の弁当の準備もお手のものです。

目標は相手に勝つこと、そして栃木を元気にすること。

いじめ撲滅、ボランティア参加。プロレスから発信したい…すでに県内各地で興行を行っています。

3日はなんと県庁前の芝生広場がリングになります。

デビュー50周年を迎えた藤波辰爾選手が参戦。

発足後初の大きなイベントで、レスラーの熱いメッセージを感じてほしいと意気込んでいます。