業務スーパーで販売されている『SEARA ブラジル産冷凍丸鶏』をご存じでしょうか。

頭部や内臓を除去したのち冷凍された、ブラジル原産の丸鶏が1羽入りです。パーティ用にぴったりのボリュームとジューシー食感。ローストチキンやサムゲタンなどにおすすめですよ。

業務スーパー|SEARA ブラジル産冷凍丸鶏|537円

業務スーパーにて537円(税込、税抜498円)で販売中です。内容量は1kg、カロリーなどの栄養成分表示は未記載。神戸物産がブラジルから輸入・販売する商品で、同国の食品グループ、Seara社の商品のようです。

通販などで見かける丸鶏は安くても600円程度ですから、安めの部類と言えます。似た商品に『国産親鶏中抜』(1kg・340円)があり、そちらのほうが価格は手頃。ただ、『国産親鶏中抜』は可食部が少なく扱いも難しい食材なので、基本は本品のほうがおすすめです。

解凍時間は冷蔵庫に置いて一晩は必要なので、サッと使えるわけじゃない点にはご注意を。骨の細い若鶏で、内臓も綺麗に処理されており、そこまで解体に手間はかからないタイプなのはありがたいですね。

なお、ちゃんと焼き上げるには手順も必要です。例として、ニチレイフーズの丸鶏ローストチキンレシピ(250℃で45分)などを参考にしてみてください。

手足を取った腹部の厚みはこんな感じ。単品で2〜3人前程度のボリューム感です。クリスマスなどのパーティ用に見栄えがするサイズ。普段のお料理用途でも無理なく使い切れますけど、切り分ける手間はネックでしょうか(コストコ「ロティサリーチキン」の解体例はこちら)。

程よく引き締まった肉付き、豪快な肉汁感、加熱しすぎなければ柔らかな口当たり。特に気になる欠点は見当たらない品質です。詰め物をしてサムゲタンなどにアレンジするにも便利ですし、ご褒美メニューを作るときに覚えておきたい食材ですね。

特徴をまとめると以下のようになります。

ブラジル原産の若鶏がまるごと1羽詰まった冷凍食肉いずれの部位も十分な肉付きと食感で、臭みなども感じないクオリティローストチキンなどのがっつり系料理を作りたい時、問題なく買ってOK『国産親鶏中抜』(1kg・340円)は扱いづらいので、基本は本品を選びたい