孫の面倒をみたい義母VS預けたくない嫁。衝撃の義母の行動を目撃し…
モラハラ夫や義母のいびり、子育てについてTwitterに投稿して共感を呼んでいるmaronさん。フォロワー20万人の応援を受け、書籍も出版しています。
ここでは義母とmaronさんの“孫の面倒”をめぐる実体験を語っていただきました。
意地悪な義母に子どもを預けたら、まさかの…(※写真はイメージです。以下同じ)
「いつでも孫の面倒をみるから」
これは同居の義母が2年前までよく言っていたセリフです。
“2年前”と書いたのには理由があって、今は孫を預かりたいと言わなくなりました。正確には「ばぁばの家には行きたくない」と子どもが言うようになったためです。
今回はそんな義母と私の“孫の面倒”をめぐる闘いを紹介します。
私は、現在高校1年生と4歳の娘を育てながら在宅で仕事をするワーママです。
「出ていけ!」「だれに食わしてもらってるんだ!」が口癖のモラハラ夫にのせられ、二世帯住宅で義両親と同居しています。
同居させたい夫がよく使う理由で「義母に孫の面倒をみてもらえる」というものがあります。同居話が持ち上がった当時(4〜5年前)、フルタイム会社員として働いていた私は、「それでラクになるなら…」と思ってしまいました。
子どもが風邪やケガで学校を休むたびに、会社を早退したり欠勤するのはストレスになります。「子育ては女の仕事」がモットーのモラハラ夫には子どもの世話を頼めるはずもなく、私は仕事と子育ての両立に疲れていました。
そんな心の隙間に忍び込むように“同居”話がもち上がったのです。
いつでも孫の面倒をみてもらえる夢の同居生活…。しかし現実はそんなに甘くありませんでした。
もともと過干渉だった義母は、同居後、さらに私たちの生活に口を出すようになりました。ゴミの出し方や掃除方法、食費や子どもの習い事などお金の使い方にまでダメ出しをするようになります。
初めは「すみません、気をつけます」と下手に出ていましたが、義母の行動はどんどんエスカレート。最終的に私の下着の色や夫婦生活の頻度にまで言及してくるようになりました。
そんななか、私は次女を妊娠、出産します。まさに“孫の面倒をみたい姑VS絶対に預けたくない嫁”の始まりでした。
12年ぶりの出産と育児に追われ忙しい毎日を送っていたある日のこと。「おふくろに赤ちゃんを預けてほしい」と唐突に旦那がきり出しました。
二女出産の際に会社を退職した私は当時専業主婦。とくに赤ちゃんを預ける理由はありません。
おかしいと思った私は旦那を問いただすと、なにやら怪しい動機が見え隠れしています。要するに近所の同年代のご婦人が頻繁に孫を預かっているから自分も孫の面倒をみたい、というのです。
近所の人にマウントを取るために孫の面倒をみたい…。私は前代未聞の理由に言葉を失いました。しかし私のお人よしと平和主義がムクムクと顔を出し、なにかあればお義母さんにお願いすると答えました。
初めて義母に孫の面倒をお願いした日、私は一週間ほど前から軽い乳腺炎を起こしていました。病院へ行くために1時間ほど娘をみてほしいとお願いすると、想像どおり二つ返事で快諾してくれました。
数日間発熱が続いていた私は体がだるく、オムツなど必要最低限の用意だけをして出かけました。そして病院に行った後に帰宅すると、なんだか義母の機嫌が思わしくありません。
気のせいかと思い気にも留めなかったのですが、夫の帰宅後「おふくろが怒っている。孫の面倒を頼むのにお茶も用意しなかったの?」と言われました。
喉が渇いたら冷蔵庫からお茶くらい出して飲めばいいのに…その前に二世帯住宅なんだから自分の家に行けばなにかあるだろ…と思いましたが、ことを荒立てたくなかった私は「ごめん」と短く謝りました。
そんなこんなで旦那に言われるがまま義母の虚栄心を満たすため、娘のお世話をお願いしていたある日。私はとんでもない場面を目にします。
その日は娘のお世話道具と義母用ティータイム道具一式をしっかり用意してから、私は買い物へ出かけました。購入品すべてに義母のチェックが入るため、控えめに3000円相当の食材と日用品を買って帰宅。時間にして1時間半ほどでした。
玄関をあけるとワイドショーらしきアナウンサーの声が聞こえます。子どもをあやしながらテレビでも見ているのだろうと思いリビングのドアをあけると…義母が自分のおっぱいを娘に吸わせているではありませんか!
私はあまりの衝撃に叫びそうになりながらもギリギリのラインで理性を保ち、一度ドアを閉めてから「ただいま〜」と大きな声で言いました。二度目にリビングのドアをあけると、娘を抱っこしながら「あら早かったのね」と平然と言い放つ義母がそこにいました。
この出来事があってから、私は義母に子どもを預けたくないと思い始めました。おっぱい事件の後も離乳食中の娘にアイスクリームを食べさせたり真冬の庭にレジャーシートを敷きお手玉をしたりと、奇行ともいえる自分勝手な行動が多々ありました。
そんな中、私は「嫁が用事もないのに孫を預けてきて困る」と義母が近所中に愚痴っていることを知ります。さすがの私も堪忍袋の緒が切れ、それからは長女含め義母に子どもを預けることはなくなりました。
同居しているため義母と子どもたちとの交流はゼロではありませんが、言葉を話せるようになった二女が「ばぁば恐い。ばぁばの家に行きたくない」と言うようになりました。
なんの前触れもなく烈火のごとくキレ始める、サイコパス気質の義母が恐ろしいのでしょう。
子どもが行きたくないというのですから無理に預ける訳にもいきません。こうして私と姑の孫をめぐる闘いは、まさかの孫に嫌われるという結末で幕を下ろしました。
モラハラ旦那&義母と闘うアラフォー主婦。Twitter(@maron99668508
)のフォロワー数は20万人を超える。著書に『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術
』(KADOKAWA刊)。ブログ「maronの日常オフィシャルブログ
」やインスタ(@maron_matome
)、note『maronの秘密の部屋
』を更新中
ここでは義母とmaronさんの“孫の面倒”をめぐる実体験を語っていただきました。
意地悪な義母に子どもを預けたら、まさかの…(※写真はイメージです。以下同じ)
孫の面倒をみたい義母VS絶対預けたくない嫁VSモラハラ夫の戦い。ファイッ!
これは同居の義母が2年前までよく言っていたセリフです。
“2年前”と書いたのには理由があって、今は孫を預かりたいと言わなくなりました。正確には「ばぁばの家には行きたくない」と子どもが言うようになったためです。
今回はそんな義母と私の“孫の面倒”をめぐる闘いを紹介します。
●「いつでも孫の面倒をみてもらえる夢の同居生活」。そんなものはありませんでした
私は、現在高校1年生と4歳の娘を育てながら在宅で仕事をするワーママです。
「出ていけ!」「だれに食わしてもらってるんだ!」が口癖のモラハラ夫にのせられ、二世帯住宅で義両親と同居しています。
同居させたい夫がよく使う理由で「義母に孫の面倒をみてもらえる」というものがあります。同居話が持ち上がった当時(4〜5年前)、フルタイム会社員として働いていた私は、「それでラクになるなら…」と思ってしまいました。
子どもが風邪やケガで学校を休むたびに、会社を早退したり欠勤するのはストレスになります。「子育ては女の仕事」がモットーのモラハラ夫には子どもの世話を頼めるはずもなく、私は仕事と子育ての両立に疲れていました。
そんな心の隙間に忍び込むように“同居”話がもち上がったのです。
いつでも孫の面倒をみてもらえる夢の同居生活…。しかし現実はそんなに甘くありませんでした。
もともと過干渉だった義母は、同居後、さらに私たちの生活に口を出すようになりました。ゴミの出し方や掃除方法、食費や子どもの習い事などお金の使い方にまでダメ出しをするようになります。
初めは「すみません、気をつけます」と下手に出ていましたが、義母の行動はどんどんエスカレート。最終的に私の下着の色や夫婦生活の頻度にまで言及してくるようになりました。
そんななか、私は次女を妊娠、出産します。まさに“孫の面倒をみたい姑VS絶対に預けたくない嫁”の始まりでした。
●近所の人にマウントするために孫の面倒をみたい義母
12年ぶりの出産と育児に追われ忙しい毎日を送っていたある日のこと。「おふくろに赤ちゃんを預けてほしい」と唐突に旦那がきり出しました。
二女出産の際に会社を退職した私は当時専業主婦。とくに赤ちゃんを預ける理由はありません。
おかしいと思った私は旦那を問いただすと、なにやら怪しい動機が見え隠れしています。要するに近所の同年代のご婦人が頻繁に孫を預かっているから自分も孫の面倒をみたい、というのです。
近所の人にマウントを取るために孫の面倒をみたい…。私は前代未聞の理由に言葉を失いました。しかし私のお人よしと平和主義がムクムクと顔を出し、なにかあればお義母さんにお願いすると答えました。
初めて義母に孫の面倒をお願いした日、私は一週間ほど前から軽い乳腺炎を起こしていました。病院へ行くために1時間ほど娘をみてほしいとお願いすると、想像どおり二つ返事で快諾してくれました。
数日間発熱が続いていた私は体がだるく、オムツなど必要最低限の用意だけをして出かけました。そして病院に行った後に帰宅すると、なんだか義母の機嫌が思わしくありません。
気のせいかと思い気にも留めなかったのですが、夫の帰宅後「おふくろが怒っている。孫の面倒を頼むのにお茶も用意しなかったの?」と言われました。
喉が渇いたら冷蔵庫からお茶くらい出して飲めばいいのに…その前に二世帯住宅なんだから自分の家に行けばなにかあるだろ…と思いましたが、ことを荒立てたくなかった私は「ごめん」と短く謝りました。
●まさか!義母が自分のおっぱいを孫に吸わせている!
そんなこんなで旦那に言われるがまま義母の虚栄心を満たすため、娘のお世話をお願いしていたある日。私はとんでもない場面を目にします。
その日は娘のお世話道具と義母用ティータイム道具一式をしっかり用意してから、私は買い物へ出かけました。購入品すべてに義母のチェックが入るため、控えめに3000円相当の食材と日用品を買って帰宅。時間にして1時間半ほどでした。
玄関をあけるとワイドショーらしきアナウンサーの声が聞こえます。子どもをあやしながらテレビでも見ているのだろうと思いリビングのドアをあけると…義母が自分のおっぱいを娘に吸わせているではありませんか!
私はあまりの衝撃に叫びそうになりながらもギリギリのラインで理性を保ち、一度ドアを閉めてから「ただいま〜」と大きな声で言いました。二度目にリビングのドアをあけると、娘を抱っこしながら「あら早かったのね」と平然と言い放つ義母がそこにいました。
●近所中に「嫁が用事もないのに孫を預けてきて困る」と愚痴る義母
この出来事があってから、私は義母に子どもを預けたくないと思い始めました。おっぱい事件の後も離乳食中の娘にアイスクリームを食べさせたり真冬の庭にレジャーシートを敷きお手玉をしたりと、奇行ともいえる自分勝手な行動が多々ありました。
そんな中、私は「嫁が用事もないのに孫を預けてきて困る」と義母が近所中に愚痴っていることを知ります。さすがの私も堪忍袋の緒が切れ、それからは長女含め義母に子どもを預けることはなくなりました。
同居しているため義母と子どもたちとの交流はゼロではありませんが、言葉を話せるようになった二女が「ばぁば恐い。ばぁばの家に行きたくない」と言うようになりました。
なんの前触れもなく烈火のごとくキレ始める、サイコパス気質の義母が恐ろしいのでしょう。
子どもが行きたくないというのですから無理に預ける訳にもいきません。こうして私と姑の孫をめぐる闘いは、まさかの孫に嫌われるという結末で幕を下ろしました。
【maronさん】
モラハラ旦那&義母と闘うアラフォー主婦。Twitter(@maron99668508
)のフォロワー数は20万人を超える。著書に『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術
』(KADOKAWA刊)。ブログ「maronの日常オフィシャルブログ
」やインスタ(@maron_matome
)、note『maronの秘密の部屋
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