「諦め」

そんな作品名がついた写真が、ツイッターで注目を集めている。

こちらは、ツイッターユーザーの高橋メリージェーンさんが2021年7月13日に撮影した娘の写真。

川沿いの道を歩いていたところ、目の前にあったのは、大きな水溜り。駆け出した娘さんは、勢いよくジャンプして......。

約1秒先が想像できてしまう。思わず「あっ」と目をつむってしまいそうになる一場面だ。

この光景を見た他のユーザーからは、ツイッターに

「ジャンプ力が、、、、すごい、、、 」
「なんでしょう、ものすごい躍動感 そして絶望感 」
「ちょっ、まっ、 うわぁぁああああ......あ〜ぁ... 」
「いや、もしかしたら、この跳躍なら飛び越えられるかもしれぬww 」

といった反応が寄せられている。

元気よくジャンプした娘さん。その後、どうなったのか。Jタウンネット記者は16日、投稿者の高橋メリージェーンさんに、当時の詳しい話を聞いた。

水飛沫を上げながら......

水溜りにジャンプした娘さんと、母である高橋メリージェーン(以下、高橋)さんはその日、一緒に近所の原っぱまで虫取りに行っていたという。

大きな水溜りを見つけた娘さんは、

「水溜りがあるね...?」

と話しながら、チラチラと高橋さんの顔色を伺っていたそう。「飛び込みたいのだな」と察した高橋さんが

「入ってもいいよ」

と答えると......。

「『バシャーンってするところ写真撮ってね!』と言い、笑顔で飛び込んでいきました 」(高橋さん)

写真には「諦め」というタイトルがついている。ジャンプした時の娘さんの姿を見ながら、何を考えていたのか。高橋さんは、

「『もうどうにでもなれ!』という諦めの境地でした」

と語った。

SNS上の反応の中には「もしかしたら飛び越えられたかも」と、その後を予想するユーザーもいる。でも、やっぱり娘さんは......。

「バシャンと水溜りに着地したあと、水飛沫を上げながら何度も走り抜けていました。とても楽しそうでした 」

楽しそうに、はしゃぐ姿が目に浮かんだ。元気いっぱいで、最高の夏って感じだ!