『<主婦>の学校』ポスタービジュアル
 - (C)Mus & Kott 2020

写真拡大

 世界・男女平等ランキング12年連続1位の北欧アイスランドにある、男女共学の家政学校を追ったドキュメンタリー映画『〈主婦〉の学校』の公開日が10月16日に決定し、予告編とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、1942年に創立された伝統校 The School of Housewives で、調理、洗濯、掃除、裁縫、アイロンがけ、テーブルセッティングなど、生活に役立つあらゆることを学ぶ学生の姿を追ったドキュメンタリー。監督・脚本・編集をステファニア・トルスが務めた。

 公開された予告編では、生徒や卒業生が志望理由を明かすところからはじまり、新旧の生徒たちが実際に学んでいる姿や、卒業生が同校の通じて得たことなどを語る姿が映し出されている。また、あわせて公開されたポスタービジュアルは、校章を真ん中に、同校で学ぶさまざまな事柄を彩り豊かなイラストで表現。アイスランドのイラストレーターが、学校での時間を表して、1日1枚ずつカレンダーにして描いたもので、学校で教えている多岐にわたる家事を言葉としても組み込み、具現化することで、作品への興味に繋がればと考えたそうだ。主婦とはなにか、暮らしや家事のあり方を柔らかく問うドキュメンタリーになっている。(高橋理久)