伊達心眼流創始者・伊達軍曹の中古車道場破り! 第13回 総額50万円でイケる! 新社会人のための“運転が楽しい”中古車5選
4月に新社会人となった皆さんもデビューから丸2カ月以上がたち、いろいろと落ち着いてきた時期なのではないでしょうか。そんなタイミングで「車」を、しかも「運転が楽しい車」を買ってみると、今後の毎日はさらに充実したものとなるかもしれません。しかし、新社会人でも買えそうな「総額50万円以下の中古車」に、ステキな選択肢なんてあるのでしょうか?? リアルな中古車事情に詳しい伊達軍曹さんに聞いてみました。
○「自分の車」があるとないとで「QOL」は大きく変わる
時は6月。この春から新社会人となった諸君もなんだかんだで業務に少しは慣れ、給料も2回ほどもらい、そして7月には(うまくすれば)賞与ももらえるかもしれない――みたいなタイミングであるはずだ。
であるならば、いやつまり「仕事に慣れ、今後はカネが定期的に入ってくる見通しもある程度は確実に立ったならば」、ここらでひとつ「自分の車」を買ってみるのはどうだろうか?
「若者の車離れ」うんぬんが言われる昨今ではあるが、手元に自分の車があるとないとでは「QOL」(Quolity of Life)がまったく違ってくるのは、若者自身がよく知っていることであろう。「知ってるけど、単にカネがないから買わない」というだけの話であるはずなのだ。
しかし、今や諸君らは立派な月給取り。その気になれば車は買えるし、月極駐車場の代金だって払えるご身分なのだ(※ただし、東京都内在住の新社会人を除く。駐車場代月額3万円〜はさすがに若手にはキツいと思われる)。
とはいえ、そこは入社1年目の新社会人ということで、給料月額はさほど高くはないはず(※ただし、ゴールドマン・サックスとかに入社した新社会人を除く)。車両価格500万円とか1,000万円とかの新車を買うのは無謀というかそもそも不可能であり、「せいぜい50万円」というのが現実的な予算上限となるだろう。
そして、「総額50万円で買える新車」というのは今のところ存在しないため、選択肢は自ずと「中古車」になる。
○多少ボロくても「楽しい車」があれば人生は確実に豊かになる
総額50万円以内で買える中古車。……それはいかにもボロそうであり、実際ボロいものが多いわけだが、「ボロい/ボロくない」と「楽しい/楽しくない」というのは話の軸がまったく異なる。
つまり、諸君らが買う車は必然的にボロいわけだが、「ボロいけど運転は楽しい車」を買うことは論理的に可能なのだ。
もしも貴殿が、これまで教習所の教習車しか運転したことがないのであれば「運転が楽しいとか楽しくないって、どういうこと? 車なんてどれも同じじゃないの?」と考えるかもしれない。
だが、実際の世の中には「運転が楽しい車」と「そうでもない車」の2種類、いや「絶望的に運転がつまらない車」を合わせると計3種類が存在している。
そして、「どうせなら運転が楽しい車を買ってほしい」というのが筆者の願いである。
運転がつまらない車を2時間運転するというのは、話がつまんないやつとサシで2時間、酒を飲むようなものだ。その行為には「酒や肴を摂取できる」という利点はいちおうあるが、それ以外はすべて人生の損失であり、苦痛である。
そんな損失や苦痛を、未来を背負って立つ若人諸君には味わってほしくない。いや、どこをどう探しても「運転がつまらない車しかない」というのであれば、あきらめてそれを買うしかないが、そうではないのである。ならば、それに乗ったほうが人生は豊かになる――というのは自明の理である。
○自動車メディア生活25年の筆者が選ぶ「50万円以下の車」
ということで以下、「総額50万円以下で買える“運転が楽しい中古車”ベスト5」をご紹介しよう。
まぁ、「ベスト5」といっても筆者が勝手な主観で5車種を選んだだけなので、「嘘くせえ……」と思う若人も多いだろう。
その気持ちもわかるが、いちおう筆者も自動車メディア人生活25年であり、いちおう「車の論評」だけで毎日の米や醤油、味噌などを買えている身である。それゆえ、すべてを信用してくれとは言わないが、いちおうの参考にしても損はないはずだと、申し上げておく。
では、まいる。
○その1:ダイハツ「ソニカ」
ダイハツ工業が2006年に発売し、イマイチ売れなかったため2009年には早々に廃番となった軽自動車である。売れなかったが、すばらしい車だ。
2006年当時、軽自動車の世界は「背が高いやつ」が人気となりはじめていたが、ダイハツは「いや、走行性能にすぐれた、パーソナル感の強い(=背が高くない)軽自動車こそが待ち望まれているのだ!」と読み、走行機能の面でかなりのこだわりが詰まった新型車=ソニカを投入。
しかし、ユーザーはやはり「走りなんかよりも背の高さ(室内の広さ)」を求めたため、ソニカは今ひとつ売れず、あっという間に廃番となったのだ。
しかし、これは本当に走りが気持ちいい軽自動車である。
これが新車だった当時、筆者は新車価格1,000万円ぐらいの「アルピナ」というドイツ車……の中古車を600万円で買って乗っていたのだが、高速道路におけるソニカの走行フィールは「ほぼアルピナ」であった。
これを総額49万円ぐらいで買えば、貴殿の「移動」は「快楽」と呼べるレベルにまで昇華されるだろう。間違いない。ぜひ買いたまえ。
○その2:マツダ「デミオ」(先代)
長くなってしまったので、以降は手短かにいこう。
「デミオ」(先代、3代目にあたるモデル)は、2007年から2014年まで販売されていたマツダの小型ハッチバックである。
今でこそ国産小型ハッチバックも「運転が楽しいやつ」が多く、デミオの後継モデルにあたる現行型の「マツダ2」などはかなりすばらしいといえる。
しかし、2007年当時はハッキリ言ってイマイチなやつが多かったのだが、この先代デミオは例外的に「当時の国産小型ハッチバックとしてはすばらしい走行フィール」を有していたのだ。
筆者の知人である某輸入車専門店店主は、通勤用としてドイツの「AMG」という高額スポーティーブランドの車を使っていたのだが、「実は、先代デミオのほうが100倍ぐらい運転が楽しい!」ということに気づき、お金持ちであるにもかかわらず、先代のボロいデミオで通勤を始めた。先代デミオとはそういう車である。間違いない。ぜひ買いたまえ。
○その3:フォルクスワーゲン「ゴルフ」(先代)
こちらは、世界のド定番であるフォルクスワーゲン「ゴルフ」の先代(通算6代目にあたるモデル。日本では2009年から2013年まで販売)であり、「自動車界のメートル原器」だ。これに乗れば、「あ、車(を運転すること)ってこういうことなのか!」ということが即座に理解できるだろう。
これの「DSG」というトランスミッション(変速機)に一部で不具合が頻発していたのだが、フォルクスワーゲンが大規模リコールを届け出たため、DSGについての心配はいらない。間違いない。ぜひ買いたまえ。
○その4:フォルクスワーゲン「up!」(絶版)
「ゴルフ」や「ポロ」よりも小さい「いちばん小さなフォルクスワーゲン」として、2012年に上陸。その小さな体躯に見合わぬ本格的な走りから、モータージャーナリスト各氏は「これが上陸したら日本の小型車界に激震が走る!(国産車が売れなくなるかも!)」と言ったが、激震は走らなかった。
あまり売れなかったのである。
売れなかった理由は、国産の軽自動車やリッターカーのような「至れり尽くせりの装備」が付いていなかったということ。お茶の間のユーザーからは「ショボい!」と判断されてしまったのだ。
たしかに国産の同クラスと比べると装備はショボいが、「1日に200kmも300kmも走って疲れないコンパクトカー」というのは、フォルクスワーゲン「up!」以外にはそうそうあるものでもない。表層的な装備ではなく「本質」を求めるのであれば、間違いない。ぜひ買いたまえ。
○その5:日産「キューブ」(最終型/絶版)
日産が2020年3月まで販売していたトールワゴンタイプのコンパクトカーである。これは正直、「走りが楽しい」という類の車ではない。楽しくなくはないが、「まぁ普通かな?」ぐらいである。
しかし、このキューブという車は「内外装デザイン」と「シート」が本当にすばらしい。いや、本当はこれの前の世代のほうがデザインはさらにいいのだが、中古車として買うには年式的にいささか古いため、買うならこちらの最終世代がいいはず。これの前ほどではないが、この世代のデザインとシートもなかなかのモノである。
で、このたたずまいとシートがあれば、ドライビングフィールが「まあまあ」程度であったとしても、人は運転という行為を楽しめるものだ。そして、助手席に可愛い彼女や彼氏が同乗していれば、その楽しさはさらに100倍になるだろう。間違いない。ぜひ買いたまえ。
以上、最後のほうは駆け足となってしまったが、これらの車種のコンディションのいい(というか悪くない)中古車を焦らず探せば、総額50万円以下という限定された予算であっても十分に「楽しい!」という感覚を味わえるはずなのだ。
筆者が20代前半で人生初の自家用車を買ったときは、まだ自動車メディア人ではなかったため知識ゼロで、ハッキリ言ってかなり運転がつまらない某車を買うという大失敗を犯してしまった。
もちろん、そんな某車であっても「車があることの楽しさや便利さ」というのは十分感じることができたわけだが、そこにさらに「運転自体も楽しい」という要素も加わっている車を選ぶに越したことはない――というのは言うまでもない。
ということで、ぜひ。
伊達軍曹 だてぐんそう 1967年東京都出身。外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、大手自動車メディア多数に記事を寄稿している。中古車選びの流派「伊達心眼流」の創始者(自称)。 この著者の記事一覧はこちら
○「自分の車」があるとないとで「QOL」は大きく変わる
時は6月。この春から新社会人となった諸君もなんだかんだで業務に少しは慣れ、給料も2回ほどもらい、そして7月には(うまくすれば)賞与ももらえるかもしれない――みたいなタイミングであるはずだ。
であるならば、いやつまり「仕事に慣れ、今後はカネが定期的に入ってくる見通しもある程度は確実に立ったならば」、ここらでひとつ「自分の車」を買ってみるのはどうだろうか?
「若者の車離れ」うんぬんが言われる昨今ではあるが、手元に自分の車があるとないとでは「QOL」(Quolity of Life)がまったく違ってくるのは、若者自身がよく知っていることであろう。「知ってるけど、単にカネがないから買わない」というだけの話であるはずなのだ。
しかし、今や諸君らは立派な月給取り。その気になれば車は買えるし、月極駐車場の代金だって払えるご身分なのだ(※ただし、東京都内在住の新社会人を除く。駐車場代月額3万円〜はさすがに若手にはキツいと思われる)。
とはいえ、そこは入社1年目の新社会人ということで、給料月額はさほど高くはないはず(※ただし、ゴールドマン・サックスとかに入社した新社会人を除く)。車両価格500万円とか1,000万円とかの新車を買うのは無謀というかそもそも不可能であり、「せいぜい50万円」というのが現実的な予算上限となるだろう。
そして、「総額50万円で買える新車」というのは今のところ存在しないため、選択肢は自ずと「中古車」になる。
○多少ボロくても「楽しい車」があれば人生は確実に豊かになる
総額50万円以内で買える中古車。……それはいかにもボロそうであり、実際ボロいものが多いわけだが、「ボロい/ボロくない」と「楽しい/楽しくない」というのは話の軸がまったく異なる。
つまり、諸君らが買う車は必然的にボロいわけだが、「ボロいけど運転は楽しい車」を買うことは論理的に可能なのだ。
もしも貴殿が、これまで教習所の教習車しか運転したことがないのであれば「運転が楽しいとか楽しくないって、どういうこと? 車なんてどれも同じじゃないの?」と考えるかもしれない。
だが、実際の世の中には「運転が楽しい車」と「そうでもない車」の2種類、いや「絶望的に運転がつまらない車」を合わせると計3種類が存在している。
そして、「どうせなら運転が楽しい車を買ってほしい」というのが筆者の願いである。
運転がつまらない車を2時間運転するというのは、話がつまんないやつとサシで2時間、酒を飲むようなものだ。その行為には「酒や肴を摂取できる」という利点はいちおうあるが、それ以外はすべて人生の損失であり、苦痛である。
そんな損失や苦痛を、未来を背負って立つ若人諸君には味わってほしくない。いや、どこをどう探しても「運転がつまらない車しかない」というのであれば、あきらめてそれを買うしかないが、そうではないのである。ならば、それに乗ったほうが人生は豊かになる――というのは自明の理である。
○自動車メディア生活25年の筆者が選ぶ「50万円以下の車」
ということで以下、「総額50万円以下で買える“運転が楽しい中古車”ベスト5」をご紹介しよう。
まぁ、「ベスト5」といっても筆者が勝手な主観で5車種を選んだだけなので、「嘘くせえ……」と思う若人も多いだろう。
その気持ちもわかるが、いちおう筆者も自動車メディア人生活25年であり、いちおう「車の論評」だけで毎日の米や醤油、味噌などを買えている身である。それゆえ、すべてを信用してくれとは言わないが、いちおうの参考にしても損はないはずだと、申し上げておく。
では、まいる。
○その1:ダイハツ「ソニカ」
ダイハツ工業が2006年に発売し、イマイチ売れなかったため2009年には早々に廃番となった軽自動車である。売れなかったが、すばらしい車だ。
2006年当時、軽自動車の世界は「背が高いやつ」が人気となりはじめていたが、ダイハツは「いや、走行性能にすぐれた、パーソナル感の強い(=背が高くない)軽自動車こそが待ち望まれているのだ!」と読み、走行機能の面でかなりのこだわりが詰まった新型車=ソニカを投入。
しかし、ユーザーはやはり「走りなんかよりも背の高さ(室内の広さ)」を求めたため、ソニカは今ひとつ売れず、あっという間に廃番となったのだ。
しかし、これは本当に走りが気持ちいい軽自動車である。
これが新車だった当時、筆者は新車価格1,000万円ぐらいの「アルピナ」というドイツ車……の中古車を600万円で買って乗っていたのだが、高速道路におけるソニカの走行フィールは「ほぼアルピナ」であった。
これを総額49万円ぐらいで買えば、貴殿の「移動」は「快楽」と呼べるレベルにまで昇華されるだろう。間違いない。ぜひ買いたまえ。
○その2:マツダ「デミオ」(先代)
長くなってしまったので、以降は手短かにいこう。
「デミオ」(先代、3代目にあたるモデル)は、2007年から2014年まで販売されていたマツダの小型ハッチバックである。
今でこそ国産小型ハッチバックも「運転が楽しいやつ」が多く、デミオの後継モデルにあたる現行型の「マツダ2」などはかなりすばらしいといえる。
しかし、2007年当時はハッキリ言ってイマイチなやつが多かったのだが、この先代デミオは例外的に「当時の国産小型ハッチバックとしてはすばらしい走行フィール」を有していたのだ。
筆者の知人である某輸入車専門店店主は、通勤用としてドイツの「AMG」という高額スポーティーブランドの車を使っていたのだが、「実は、先代デミオのほうが100倍ぐらい運転が楽しい!」ということに気づき、お金持ちであるにもかかわらず、先代のボロいデミオで通勤を始めた。先代デミオとはそういう車である。間違いない。ぜひ買いたまえ。
○その3:フォルクスワーゲン「ゴルフ」(先代)
こちらは、世界のド定番であるフォルクスワーゲン「ゴルフ」の先代(通算6代目にあたるモデル。日本では2009年から2013年まで販売)であり、「自動車界のメートル原器」だ。これに乗れば、「あ、車(を運転すること)ってこういうことなのか!」ということが即座に理解できるだろう。
これの「DSG」というトランスミッション(変速機)に一部で不具合が頻発していたのだが、フォルクスワーゲンが大規模リコールを届け出たため、DSGについての心配はいらない。間違いない。ぜひ買いたまえ。
○その4:フォルクスワーゲン「up!」(絶版)
「ゴルフ」や「ポロ」よりも小さい「いちばん小さなフォルクスワーゲン」として、2012年に上陸。その小さな体躯に見合わぬ本格的な走りから、モータージャーナリスト各氏は「これが上陸したら日本の小型車界に激震が走る!(国産車が売れなくなるかも!)」と言ったが、激震は走らなかった。
あまり売れなかったのである。
売れなかった理由は、国産の軽自動車やリッターカーのような「至れり尽くせりの装備」が付いていなかったということ。お茶の間のユーザーからは「ショボい!」と判断されてしまったのだ。
たしかに国産の同クラスと比べると装備はショボいが、「1日に200kmも300kmも走って疲れないコンパクトカー」というのは、フォルクスワーゲン「up!」以外にはそうそうあるものでもない。表層的な装備ではなく「本質」を求めるのであれば、間違いない。ぜひ買いたまえ。
○その5:日産「キューブ」(最終型/絶版)
日産が2020年3月まで販売していたトールワゴンタイプのコンパクトカーである。これは正直、「走りが楽しい」という類の車ではない。楽しくなくはないが、「まぁ普通かな?」ぐらいである。
しかし、このキューブという車は「内外装デザイン」と「シート」が本当にすばらしい。いや、本当はこれの前の世代のほうがデザインはさらにいいのだが、中古車として買うには年式的にいささか古いため、買うならこちらの最終世代がいいはず。これの前ほどではないが、この世代のデザインとシートもなかなかのモノである。
で、このたたずまいとシートがあれば、ドライビングフィールが「まあまあ」程度であったとしても、人は運転という行為を楽しめるものだ。そして、助手席に可愛い彼女や彼氏が同乗していれば、その楽しさはさらに100倍になるだろう。間違いない。ぜひ買いたまえ。
以上、最後のほうは駆け足となってしまったが、これらの車種のコンディションのいい(というか悪くない)中古車を焦らず探せば、総額50万円以下という限定された予算であっても十分に「楽しい!」という感覚を味わえるはずなのだ。
筆者が20代前半で人生初の自家用車を買ったときは、まだ自動車メディア人ではなかったため知識ゼロで、ハッキリ言ってかなり運転がつまらない某車を買うという大失敗を犯してしまった。
もちろん、そんな某車であっても「車があることの楽しさや便利さ」というのは十分感じることができたわけだが、そこにさらに「運転自体も楽しい」という要素も加わっている車を選ぶに越したことはない――というのは言うまでもない。
ということで、ぜひ。
伊達軍曹 だてぐんそう 1967年東京都出身。外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、大手自動車メディア多数に記事を寄稿している。中古車選びの流派「伊達心眼流」の創始者(自称)。 この著者の記事一覧はこちら